海水帽若き手足の長かりし 大木あまり




水風呂や女飛びこむ夏の夜

土用鰻よそゆきの子ら正座して

母猫の乳首ふくませさくらんぼ

銭湯でシャネルの五番香りをり

青梅雨や脚気のごとき膝打ちて

炎昼や坂の上に雲立ち上がり

虫干しや母が持たせし絽の喪服
ダイエットをはじめて、夜寝る前と朝起きた直後に体重を測るようになり、自分の体重をコントロールしようと思えばコントールできることに気が付きました。寝る前と朝では、約200~400g体重がおちるので、寝る前に目標体重キロ台におさめておけばよいのです。
食後2時間後に体重計にのって「ぐぬぬ・・・」な数値が表示されたら、ツールドおフランスを見ながら踏み台昇降したり、銭湯まで足を運びサウナで水分を絞り出すとかそんなことをするとおちます。
そんなわけで、神楽坂の銭湯に時々通ってます。自宅の風呂は入った気がしないですし。いろんな世代のいろんな女のいろんな裸が見られて、人生とはなんぞや、と考えこむのにぴったりな環境です。大学が多いエリアなので、若い子もちらほら。「ほほぅ、今日は彼氏のおうちにお泊りなのね」という女の子はびっくりするほどのカラスの行水だった。顔のメイクは一ミリも落としてなかった。そうか、それが女子力というものなのか・・・。そうなのか? そうなの? そうなのー?
水風呂にどぶーんと入る女性の多いこと多いこと。どぶーん、びしゃーん、ブクブクブク、はぁーっ、てなもんです。すっごいな。心臓止まったりしないのかちら、どうかちら! 
いやぁ、銭湯は愉快だ。というわけで、銭湯句がふたつ。炎昼や・・・の坂も神楽坂、母猫の・・・の猫は大日○印刷の敷地内(大○本印刷さんは、猫に手厚いイメージしかありません)、そんな牛込神楽坂句で次回も臨みたいと思います。
先生の俳句、かっこいいです。
当日の句会の様子はこちらから。

3 COMMENTS

ふなき

銭湯、楽しいから大好き。会社の敷地の隣に銭湯があって、徹夜仕事になりそうな時に、一旦頭をすっきりさせるために行くこともあります。中野区は銭湯も多く残ってて、利用者も結構多い。敬老の日とかこどもの日の割引、無料デーには満杯になることも。
東京の銭湯も良いけど大阪の銭湯もまた良いよ~。あと、ソウルのチムジルバンの水風呂は、もはやプールとしての地位を確立しているとしか思えない!!クロールで泳ぐオバチャンを目撃したですよ。

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ふなき

そうそう。そりゃもう楽しそうに。でも、周りは水かぶったわ。チムジルバンの水風呂、広いから。

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