平成の最後の夏に吟行す/大磯に吟行に行ったお話

写真は沖縄のだけど。

 

土曜日は句会仲間のマダムの大磯のお宅で句会でした。「ここに・・・住まわせて・・・・ください・・」と懇願したくなる素敵なお宅で、楽しい時間を過ごしました。

当日は、湘南新宿ラインの線路切り替え工事が行われており、本来湘南新宿ラインで乗るべき人々がみんな東海道線に寄せ集められ、ぎゅぅぎゅぅとしたまま横浜まで。ぎゅうぎゅうとしたまま、片手でハードカバーのご本を読んで行きました。大磯には集合時刻より早く着いてしまい、海沿いの静かな街を海岸まで歩き、すぐ戻り、みなさんと合流。自分の母親世代のひとたちと一緒なんですから、趣味の世界というものは面白いものです。

通常の句会では事前に作った俳句を持ち寄るのですが、今回はみんなでその場で兼題もなく句作するという会。いつも「???」という俳句を作る方が、この日はするすると自然なよい句を出されてまして、句作の環境というのも大事なものなのだなと感じ入った次第。私もよい挨拶句がたくさん作れてよかったわ。

このお宅には年齢17歳・体重3kgの毛艶のよい和猫ちゃんがいました。17歳とはとても見えない愛くるしさで、小さい猫ってずーっとかわいいままいるようです。うちのもそうなるのかしら。でかくなってももちろんかわいいけどね。

普段は代官山で行われる句会ですが、この日は海沿いのゲストハウスのような素敵な家での開催ということで、なんだかみなさんリゾートっぽい洋服で、そういうのも印象が違ってよかったです。「これね、バティックを切らずにそのまま縫ってゴム入れて作ったスカートなの」という奥様も。いいな、いいな、それいいな。夏が近づいてきて、体型を甘やかさない程度の楽な格好をしたくなってきました。ミシンの得意な友達に私も作ってもらいたいな。

そんな良い土曜日でした。

 

遊星 (ふらんす堂俳句叢書)

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