上原の愛され具合がうるわしい/貧困の現場

日本シリーズも盛り上がってますが、ワールドシリーズも相当盛り上がってます。
上原が牽制球で仕留めた前々試合、あの最後のシーンを都合5回ほど見返しましたが、なんというかこう動作の機敏なピッチャーですな。投球のピッチの早さが高校野球並といいましょうか、ほんとに上原って動きが早い。そしてほっぺが赤い、カーディナルズの本拠地はもうすでに寒いのか。


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いやーボストンも寒そうだねぇ。札幌と同じ緯度? ボストンっていいところなんだろうなー。きれいな町並みと豊かな自然というイメージがあります。行ったことないけど。
ボストンレッドソックスの選手のみなさんって、豊かなヒゲ・もっさりした髪型・常に仁王立ちのイメージなのですが、試合の様子を見てると、勝利に喜ぶ姿がまるで「300」のスパルタ戦士のようなの。その中で上原は高校生のような体型。そんな上原が、ねぇー、奥様!
これ読んだ。地獄への道は、何度もいいますが、善意で敷き詰められているのだなぁ。携帯電話の普及でドヤ街が崩壊したとか、経営者がクソすぎる名ばかり管理職の悲劇とか。ごめんなさい、一部転載。
携帯電話で仕事の連絡を受けた(定時制高校の)生徒たちは授業が終わるとそのバンで、時には他県まで出向いて、夜中の仕事に従事していたのである。仕事の内容は、郊外のパチンコ店やゲームセンターなどの窓ふきだった。営業を終えた後の店に行き、深夜に大きなガラスを磨き上げるのだ。大きな店では高い所での作業になる。けれど、作業用のゴンドラもないという。ロープに体を結びつけ、吊された形で作業に当たる。「最初は足が震えるぐらい怖かった」と生徒は無邪気に笑って説明した。だが、どうも話がおかしい。深夜になぜそんな危険な方法で作業するのか。明らかな違法作業ではないのかと調べてみると、生徒たちを集めて使っていたのは、清掃の専門業者でも派遣会社でもなく、もぐりの派遣業者だったことが分かった。
生徒たちを使っていたのは、かつて日雇い派遣でガラス清掃の仕事に派遣された男だった。その男は、派遣された先で店と交渉して直接仕事を請負っていた。つてを通じて仕事のない生徒たちに声を掛け、人集めをしていたのだ。男は店から一人16000円で仕事を受け、生徒たちに日給8000円を支払った。仕事は夜の11時過ぎに始まり、朝の四時過ぎまで続く。夜の暗さに加え、睡魔が襲う時間帯。そんな中で安全装置もない状況で、高所作業を行っていたのである。事故がない方がおかしい。もし、万が一事故になっても生徒たちは何の救済も受けることができない。教諭は「明白な違法派遣だ。労働基準監督署に告発してやるよ」と生徒に持ちかけたが、生徒たちは「お願いだからやめてくれ」とそれを拒否した。彼らには自分たちが傷ついたり、ひどいピンハネをされることよりも、告発されることで仕事を失うことの方が大変なことだった。事実、彼らは請負代金の半分もピンハネされていることも知っていた。それでも、生徒たちにとっては「良い仕事」なのだ。

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