ソチ五輪半分終わりメジロ来る

去年の2月、三越の冬物一掃バーゲンで、ちょっと値の張るコートを買った。買値が「ちょっと値の張る」くらいですので、人生お買い物年表に記載されるほどです、あ、それでもデュベティカ(向かって左)やモンクレール(向かって右)よりは断然安いです。モンクレールはなぜあんなに高いのか。。。夏も商売やってるのが本当に謎ですじゃ。

そのコート、ダウンではないけど、軽くてぬくいぬくい、ぬくいったらぬくい。多分700g もない。軽さ重要。フードつけて帽子がわりにかぶったらなおぬくい。外出時に脱いだりするとボワンと広がっちゃうので、訪問先では玄関前で脱いで、持参したエコバッグにくるくるまとめて入れちゃったりすることもできて超重宝! そのコートを買ってから、同じ種類の同じ手法のコートをちらちらと店頭で見かけたり値段をチェックしたりしてますが(貧乏性)、ほほほほほ、よい買い物をした、よい買い物をしたわ!、と毎回ニヤニヤしています。これでしばらくこの傾向のは買わなくていいわい、7年は着倒したいものですじゃ。

そして私がその出会いを果たしたバーゲンは今週末から!! 
来季にむけて、みなさまもよい出会いを!
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1210/event/eventspace.html#final

昨日、乃木坂の駅で明るい茶色のカシミアのコートを着た男性のハッとするほど素敵な後ろ姿を見た。改札に向かって歩いていくうちにその方が振り返り、おぉ、欧州の方でしたか、なるほどなるほど、こんな色のコートにも、あんなシックな紫のネクタイが似合うのですな、素敵ですぞ、と心のなかでGJ!と親指を立てた。あの肩幅、あの体型だからこそ似合うコートなのだろうな。日本人男性でも似合う方がまれにいらっしゃいますが、あれだ、今はとにかく日本人全体が「軽くてぬくい」方向に突っ走っている気がするので、しばらくはダウンコートの時代なんだろうか。

同じホームでは、髪を大きく盛り上げてセットしたマダムが、ロングの見事なミンクのコートを着て赤い革の手袋をきゅきゅっとしながら電車を待っていた。おぉぉぉー乃木坂って街は面白いもんですなー。麻布十番では住んでたマンションの裏手のそんなに儲かってなさそうな小料理屋の奥さんが、立派なミンクのロングコート着て雪かきしてたのを思い出しました。「誰も寝てはならぬ」的風景ですな、えぇ。

誰も寝てはならぬ(1) (モーニングワイドコミックス)

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