酉の市羊の匂ふ女をり 鶉

先月の句会

アルビノの迷い狐やななかまど

粛々と母の白髪を染め良夜

オール漕ぐ青年のシャツ爽やかに

流星を孕みて揺れしオーロラよ

今月の句会

酉の市羊の匂ふ女をり 

校庭の野良のあくびや冬始め

七五三アフロヘアーの子も袴

厄年か大殺界かと花八手

※いて丁さんにご指導いただき、「羊の匂いの」を「羊の匂ふ」に変えました。

酉の市に行ったわけじゃないんですが、地下鉄で外国からのお客様ご一行に取り囲まれたときのことを俳句にいたしました。外国からのお客様、本当に増えましたね。外貨たっぷり落としていってください。しかし、今日も叫ぶよ、浜矩子てんてー!!!!

花房観音てんてーと浜矩子てんてーは同じ系譜を歩んでいくのか、お顔の。

2 COMMENTS

いて丁

≪酉の市羊の匂いの女をり≫は、≪酉の市羊の匂ふ女をり≫でばっちりです。中七は七音がよろしいと思います。 いて丁

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