長毛のウカカもこそりクリスマス

メリーフッサリマス、その2。

火曜日の夕方、句会の忘年会を霊岸島の先で。霊岸島って・・・・どこですのん・・・・。茅場町駅を降りたら横殴りの冷たい雨、お腹がすいて荷物が重くて雨が降って靴に水が染み込んだりすると、あぁ世界に私ほど惨めな人はいないんじゃないかしらという気分になるから本当に切ない。「夢やぶれて」を歌いながら茅場町駅近くのファミリーマートに駆け込み、ゴミ袋を買い、お仕事バッグが雨で傷まないように包み、さらにそれをエコバッグに入れ、会場の居酒屋まで歩いてゆきました。一体だれがこの会場を決めたのかしらん(私とIさんです)、一体誰がこの冷たい土砂降りを呼んだのかしら(『わしゃぁ80年生きててこんな豪雨の祇園祭ははじめてじゃぁ』と地元のご老人に言わしめた私とWさんの強烈雨女タッグです)、あぁあんてこと、早く、早く、私に熱燗を頂戴・・・。

お料理つき・飲み放題3時間コース5000円、意外とよかったです、お値段のわりにおいしゅうございました。玄関近くの席でちょっと寒かったけど、八海山がぬくめてくれました。えぇ、もう手酌が似合う年頃ですしね。
地魚屋 新川店

あの雨の日から連日あんまり寒いので厳寒期用のコートを着ています。青空眩しい土曜の昼間、麻布十番から恵比寿へ向かってタクシー拾いましたら、運転手さんが「冬に関東がこれだけ晴れているとき、日本海側は雪が降っているんですよ、中央アルプスや北アルプスがその雪を受け止めているんですよね」としみじみと語りだす。あら、もしかしてこの人、白金台の谷川俊太郎なのかしら! もうちょっとお話したかったわ。

かないくん (ほぼにちの絵本)

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