主よパンと身寄りなき猫ありがたう

上は飛行船さんの特選句。
飛行船さんは、今年になって猫と暮らし始めた方。猫と初老の独身男性の漫画を以前読みましたが、ああいういきさつで猫と暮らすことになった方。読んでちょっとうるっとした。
しかし、飛行船さんは昨夜は猫句を連発!!!
・天に星地に猫のいるクリスマス
・飼い主も猫背なりけり掘り炬燵
ラブラブすぎです!!!!
ちょうど一年前の句会で、あゆこさんとおかるさんというメンバーが増えました。あゆこさんはその句会でこんな句を。
・着ぶくれて談志つぶやく死にてえな
そして昨日の句会、それを引き継いでしょうさんがこちらを。
・丹前を畳んで談志第二幕
時が過ぎたのを実感する二つの俳句です。
以下、スガ句。
・空港のクリスマスツリーひしと立つ
・冬麗どこから行っても遠い町
・数へ日の能楽堂の玉砂利や
・花言葉知らずに求むポインセチヤ
・頬赤き三人の子や聖夜劇
・犬の子の角走りをり返り花
個人的には『頬赤し三人の子や聖夜劇』、これがかあいらしくて好き。
冬麗のは・・・・すみません、すみません・・・・実は・・・・
あぁ、川上弘美、好き。

2 COMMENTS

いて丁

ここで言うのもなんなんですが、「ありがたふ」は、旧かな遣いでしたら「ありがたう」ですので、直したほうがよいと思います。ついでながら、
「頬赤し三人の子や聖夜劇」は、可愛らしくて好きな句ですが、「し」は「き」にすればどうでしょうか。
それと談志の「畳むで」の意味が不明。まさか関西弁とは思いませんが、原句はいかに。
 

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スガ

原句が(というか私がみた清記用紙)が、「畳むで」でしたので、こういうものなのかな、と思ってました。「畳んで」?
ほほぉ、赤し→赤き、ですね。メモメモ。
ありがたうの件、大変失礼しました。勉強になります。
あ、みなさん、このいて丁さんという方は句会仲間の方なので、ご心配のなきよう(だれも心配してないと思うけど)。

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