女にもいろいろありて芥子の花 - 夏物衣料買出し紀行


キレイだったなー沖縄の海。

夜のマカオを三歩。グランド・アホアホ・ホテルがいい感じ。

香港でもがんばって荷物を届けております!

ワンチャイのYMCA系の安ホテルからの眺めがよかった。
えっ、私、どうして香港にいるのに間違って東横インに入っちゃったのかしら、と言いたくなるような小さいホテルだったけど、「あら、私、いつの間に白雪姫になって小人さんがつくってくれたベッドの上で寝ているのかしら・・・って小さいわ!」とノリツッコミしたくなるほどベッドは小さかったけど、眺めはよかった。スタッフの方たちがすごく親切で丁寧だったので、安旅行を満喫するにはちょうどいいかも。
お正月に「春に香港に行こうかなー」と思い、3月に行ってきた。香港国際機場を出るとき「帰りたくないよぅー」と後ろ髪ひかれまくり、4月にマイルをチェックしてみたらあら素敵、ディスカウントマイルでまた近々行けなくもないんじゃなくって? ディスカウントマイルの期間は6月一杯。予約が採れたのがちょうど夏至の日の帰国便。今年の夏至祭は、ほんじゃー機上で楽しみますかい、ついでになにか買い物してきますかい、と思って行ってきました香港へ。
「香港でなにか支援物資買えるかなー」と東アジアのベルばら女王・F木さんに相談したら、「香港に友達がいるから紹介しようか?」と渡りに舟な提案をしてくださって、その方に市場をご案内していただきいろいろ買ってきただよ。お友達は香港在住のYさん。衣類買うならソウルか台湾のほうが効率よく大量に入手できるそうなんですが、まぁ今回は香港へ。女人街みたいな市場で買い物するのかしらんとイメージしていたらYさんが「女人街は観光客向けだから」と太子の花園街へ。ワゴンがいっぱい並ぶストリートで、GAPと読めるタグに鋏を入れられたTシャツが一枚200円、コムデギャルソンと読めるタグに鋏が入ったTシャツが990円、なんじゃぁここは価格破壊の梁山泊かー! 
Yさんとはワゴンからめぼしい品物引っ張り出して、「これ着るかなー?」「微妙~」「こっちは?」「これはいいデザインだと思う」「ぎゃーかわいいロンパース!」「うーん、ロンパースはママ的にはどうかなー」「じゃぁこの上下分割タイプで」「うんそっちのがいいと思いますよ」とあれこれ確認しながら。ワゴンに並んでいるのは検品チェックでひっかかったものがほとんどですが、素人にもわかるシミ・日焼け・縫製ほつれのようなものは選ばず、サイズもバリエーションつけて、着られる新品をきちんと選んできましたよ。
明日は帰国という日の夜10時半頃、ホテルに戻る前に「!!!」と思いついて、二駅向こうのフォーレストヒル駅まで。駅の真上にスーパーがあるんだけど、そこであって困る人はいないであろう生理用品を買い込む。うちから送る荷物の緩衝材にもなるし、前回自分も買って使ったけど、肌触りが国内向け商品となんら遜色がないので、問題ないかと。「なんでまたあんた、こんなに買うの?」とレジのお姉さんが目を丸くするので、「これは Japan TSUNAMI SURVIOVOR のために持っていくのよ!」とお伝え申す。内訳はだいたいこんな感じ。
女性用部屋着ズボン  10枚
男性用Tシャツ    30枚
ティーン向けTシャツ 20枚
幼児用肌着      20枚
幼児用Tシャツ    15枚
幼児用靴下      3×10セット
幼児用下着      3×6セット
幼児用下着      4×5セット
1回分生理用品    50袋(ウィスパーとロリエ取り混ぜて)
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正確には2650HKドル前後だったけど、細かい為替なんたらとか差額はスガ・カンパで。
勢い良く買ったはいいけど、持っていったスーツケースをはるかに凌駕する容積となり呆然。仕方ないのでそのスーツケースが入っちゃう大きさのスーツケースを現地で購入(2100円)。バランスよく詰め詰めして夜2時にようやく就寝。
あけて22日の朝、現地で台風警報をはじめて見る。さすがの雨女、なにか降らさずに帰るわけぁございません。朝起きて中環駅まで買い残した品物(Nespressoのカプセルが日本のほぼ半額なのぅー)を買いにダッシュしてずぶ濡れ、最後にホテルの部屋で一仕事(本業のことです)してから機上の人となりました。ふぅ・・・密度が濃い旅でやんした。円高が続いているので1香港ドル10.5円。値札見て0を一個つければ金額がわかるという便利な旅でもありました。
うんしょうんしょと日本にやってきたこの物資たち、みなさんのお役に立てると嬉しいです。

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