復興支援きものフリマ

ひとくち会のAさんが「会場費ただの復興支援フリマがあるからキモノ出すわ!」というので、私も品物抱えてお手伝いにいってきました。フリマ初体験でしたが、おもしろかったー! なにが面白いって、出店者さんたちはみんな、自分たちの死蔵しているキモノを出して、箪笥を身軽にしようとしてやってきているのに、なぜか来たとき以上の荷物を抱えて帰っていく不思議・・・・おぅ、げにおそろしき着物道。
Aさんのコーナーは、出品している品物のセンスがよいこともあり、割と成績よく、他のお店となにが違うのかしらんと観察してみた。
・キモノをきちんと並べすぎない
きれいにパッキングして、整理整頓して並べてしまうと、上から眺めただけで品揃えを理解してパスされてしまうみたい。乱雑に(見せかけて)並べ、「掘り出し物があるわよ!」とプンプン匂わせると吉。
・季節感を考える
7月初旬に、こっくりした色の帯とか、赤茶色の紬を並べてもあまりピーンときませんよね。その季節にあった素材のものを揃えるとハケがよい。
・出し惜しみない、買ったときの金額を思い出さない
これが一番難しい・・・・私には無理・・・・。5万で買った黒の絽の訪問着がぁ7000円であのマダムの家の箪笥にぃ・・・・、などと考えてはダメ。売上をあげるのが目的ならばまた別だけど、「もー今日は手ぶらで帰るわよったら帰るわよ!」という決心で臨むときは、諦める、買ったときの金額を決して思い出さない、大事なことなのでもう一回言いますが、買ったときの金額を決して思い出さないー!!!!
黒の絽の訪問着は、リッツカールトンで知人の会社の夏のパーチーに着ていったものです。ちょっとサイズが小さかったし、お買い上げいただいたマダムにとてもお似合いだったので、これはこれでよいでしょう。幸せになってね、黒の絽の訪問着さん・・・・。売上は震災義援金に姿をかえて、東北で役立ってくれることでしょう。
フリマだといろいろな趣味の人がいて、着こなしにも様々な注目すべきところがあり、発見多く勉強になりました。Aさんブースのお手伝いにいらしたK谷さん、竺仙の綿絽の浴衣に絽の衿をあわせ、とても涼しげでお綺麗でした。梵天丸もかくありたい。夏のキモノはきよげにきめたいですね。衿はいわゆる美容衿で、「楽天で買うとお得よ!」と教えていただいたので、レースの足袋とセットで早速購入しました。ひとくち支援綿絽ナイト開催したいねー、などとキャッキャウフフと話しながら☆

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