氷点下十三度なるあさがきた 最高気温は氷点下五度

はっ!うっかり短歌読んじゃった! 

今朝方まで長野で介護して、連続テレビ小説の「あさがきた」を見終わってから東京に戻ってきた。そうするとだいたい東京にはお昼くらいに着く。今朝は氷点下十三度で、日が出てきてからもしばらくはその気温のままだった。こういう日は最高気温も氷点下五度くらいでどうしようもない。空は青く輝いているけれども、太陽の光は強く暖かいけれども、室内にいても肩や腕のあたりがしんしんと冷たい、ちぃっとも暖まらない。しかし晴れてはいるので、外を歩いたりはする。そうすると、四つ足のいきもののまっつぐな足跡を見つける。タヌキでもない、イタチでもない、キツネか、あるいは、いやただの野良猫か。まっつぐにご飯を探しにきて、なにも見つからず、また迷わずまっつぐにねぐらに帰っている様がわかる。ていうか、あの納屋をなにかの生き物がねぐらにしてるんかい。困ったことだ。そういえば、ある夏の日、裏庭をぼーっと眺めてたら、ハクビシンがひょっこりと「あっ、なんすか、ここ、人間が住んでるんすか? 知らなかったっす!」と顔を出していったけれども、そういう感じだ。なにが潜んでいるのかわかったものじゃない。雪が降っていた日曜日には、門扉替わりのいちいの木の中で、野山の小鳥たちが雪宿りをしていた。彼らにとっても、老夫婦二人がひっそりと住むこの家は、家とはみなされていないのかもしれない。「ねえさん、たまに帰ってくるっすよね。餌出しておいてくださいよ」と言われてる気もした。今朝は晴れ、しかし全県的に日中も氷点下近くで、サングラス持ってくればよかったなと思うほどの雪のまぶしさ。

ところでこんな厳寒信州に帰省していたら、こういうむっちむちした感じのダウンがほしくなってきた。Aラインじゃなく、おズボーンに似合いそうなやつ。近隣の若マダムたちが着ていて活発そうに見える。わたしの人生には冒険も足りないし、活発そうな装いが一部欠けている、そう、一部、だけなんだけど。まぁZARAでもいいんですけれども、どうせダウンジャケットなんだし。

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