松本アルウィンの空に信濃の国が響く日はくるのか-映画「クラシコ」

「地元を愛する心がある限り、この国は滅びない」という宇都宮徹壱さんのメッセージから始まるこのサッカー映画、喫茶店のサッカーチームから始まり今やJFLに加盟するだけの力をつけた松本山雅(やまがと読みます)と、地勢的に永遠且つ宿敵且つ積年のライバル長野パルセイロの戦いを軸に、2009年の熱い北信越リーグの戦いを丹念におったサッカードキュメント。
鑑賞途中から、やばい、ジャイアント・キリングを読んでおけばよかった、と何回か思ったりした。地域サッカーなのに、松本も長野もサポーターたちがすごく熱く、よくわらからないがサポの応援レベルも高そうに見える。しかし、東信の上田ジェンシャンというサッカーチームは、常駐サポさんが5人くらいしかいなくて、うっとくる。ジャイアント・キリングにそういう場面があったような記憶が。。
私も長野県民なのでそういう意味では大変「にやにやしたくなる」映画でした。うちの親が「信濃の国はなぁ、いろいろあって寄せ集まった県で、みんながみんな仲がいいわけじゃないから生まれた歌なんじゃよ」とよく教えてくれたもんです。多分それであたってるんだと思います。私は、田中康夫さんのファンですが、彼が県知事時代、歴代の知事たちが見向きもしなかった地方にたっぷりと光をあててくれたことを忘れません。
さて、宇都宮徹壱さんの「地元を愛する心がある限り、この国は滅びない」、今こそ響きますね。正直造りも粗い映画だとは思いますが、サッカーを、スポーツを、地元を愛する方、ぜひ!
http://www.clasico-movie.com/

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