みいやんのシャバの花見や去年今年/タモリ倶楽部の便所サンダルマニアのお話にちなんで/自宅焼きハマグリ

土曜日は一分咲の桜を愛でながら代々木公園でみいやん主宰のシャバの花見。みいやんの「シャバの花見」会場を代々木公園に移して早数年。百何人集まる大規模花見大会を、朝の6時から場所取りし、ブルーシートの下にプチプチとダンボールを敷き、雹やみぞれに耐え、会場を確保してくれるみいやんたち主催者チームには毎年頭が下がります。お昼すぎに行ったらみいやんの他に初対面の男性二人がいて、こたつを囲むようにして輪に加わって会話に参加してきました。あ、花見会はそれから夕方に向けて盛り上がって大人数に膨れ上がったようです。

さてその前夜のタモリ倶楽部、「便所サンダルマニア」の方をお招きし、かくも深き便所サンダルのお話をしていたのですが、世の中にはこんなところにもマニアがいるのかという驚くべき内容で「わーこんなディープな人、普通に生きてても会うことないわー」と少々身を引きながら鑑賞したものです。「ベンサン」という略称もあるそうです、いろいろが初耳の番組でございました。

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そこにいらした若い男性がバブル期のスキーヤーみたいな派手なウインドブレーカーを着ていて「僕は、あの時代の地方のおみやげをコレクションしているんです」とおっしゃる、「まぁ、それはそれは! 趣味人としてタモリ倶楽部にゲストとして出演しなくてはなりませんね」「そうなんですよー。昨日は知り合いがタモリ倶楽部に出てて」「便所サンダルの?」「便所サンダルの」。まぁ!! 世の中はなんと狭い、というか、狭いというか薄いというか濃いというか局所的というか。「ファンシー絵土産研究家」という方でした。わぁ、それは北海道や山小屋が宝庫ですよとお伝えいたしました。

さて、反対側に座っていた男性は、みいやんと一緒になってスカイダイビングをするとよいとぐいぐいと進めてくださる。聞けば昨年、デイリーポータルZに投稿されていたスカイダイビングにみいやんと参加された方とのこと。ああーあの土屋アソビさんのー記事のー!
【大空なう、スカイダイビングに初挑戦 – デイリーポータルZ】

みいやんには「富士山登頂とスカイダイビングは、人生でやってみたいことの一つだったんだ」という話から「あといくつかやりたいことがあって」という話題になり、私はそうだなー、行きたいところがいくつかあるけど、やってみたいことはどうなんだろうー、無事に老後をやり過ごすってことじゃないんだよねぇ、やりたいことねぇやりたいことかぁなどと自問自答しながら帰途につきましたとさ。

夜は自宅で焼きハマグリ。近所のスーパーでセールになっていたのでうっかり買ってきてしまう。網もないのにどうしましょうと検索したら、「アルミホイルでしっかりくるんで、ガスに直接火にかける」という乱暴なレシピがヒットしたのでそれでやってみました。成功でした。楽しい。春は春らしい食材だらけで本当に楽しいですなぁ。

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