舞踏会にはいけなかったけど

忘年会にはいってきました。
例年、開催場所が帝国ホテルということもあり、なるべく華やかなキモノで出かけている忘年会。おととしは紫の訪問着、昨年は70年代調・紫の訪問着、さて、今年はどうすべ、黒地に友禅の胡蝶蘭の小紋にしようかと考えていたところ、仕事が終わらなかったので、もういいや、ヤクザな格好で行こう、袋帯結ぶの面倒くさいし、ということで以下のいでたちで参加。
 泥染めの大島 地空きに雪輪
 黒の塩瀬の般若の帯(青い般若の面を見せて)
 黒と白のグラデーションの帯締め
 なぜか帯揚げが一枚もなかったので、紫のスカーフ
 白足袋
 白衿
そう、「なんとなく喪服プレイ・・・」、それが本日のテーマでした。
喪服プレイにしては、雪輪がずいぶんかわいらしい印象。ふむぅ。
しかし、アンティーク帯って柄の面白さはピカイチなんだけど、締めるのが大変! あちらを立てればお太鼓が出ず、お太鼓をたてれば表がずれる。般若の帯は、お太鼓の上から般若、翁、若女の順に描かれているんだけど、その般若の部分が出てこない。作り帯にしちゃうわよっ、と、くすんくすんなきながら2回締めなおして完成。
キモノのことをわかっている人はほとんどいない席だけど、だらだらお酒を飲んでいると必ず着崩れてくるので、いつもの倍紐を使い、きっちりきっちり着付ける。ぴしっとね。今年は朝まできっちりとしていました。
毎年キモノでいってると、キャラが立っていいですね。私がどうしてその会に参加しているか全然知らなくても、私の名前を知らなくても、キモノ着てるってだけで覚えていてくださるんですもの。便利!
まぁ、しかし、この忘年会、相手の会社の方々のうち誰かしら、腫れ物に触るようにして、いつも同じ話題をふってくるのがおもしろいです。内容は秘密。
おぅ、またなんかすごいことに・・・

2 COMMENTS

MI子

私もこれから忘年会に行ってきます!
ポリでちょっと明るいの…と探したら、
真っ赤な着物しかなかった…。
ま、いいですかね。
ちなみにこの真っ赤ちゃんは、
お姐さまがお持ちの万寿菊柄の羽織の
赤・着物バージョンでございます。

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本当・・・飲み会はポリがいいですよ・・
タバコと酒のにおいが染み付いて染み付いて・・・

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