放埒に生きてることが許せない?

「この前新幹線乗ったときの話なんだけどね。隣の2人席×2を向かい合わせのボックスシートにして、半袖半ズボンのガチムチのゲイのお兄さん(含むおじさん)が4人がキャッキャウフフと賑やかにやってるのを見て、なんだか心の中がモキモキしてきてしまったの。わたし、LGBTの人たちに理解がある・・というか、みんな苦しまずに生きていけるならそれでいいじゃないーと思ってるほうだと思っていたんだけど、どうしてこんなにモキモキしてしまったのかしらー」

と、お友達に話してみた。そうしたら彼女は一拍置いてこう答えた。

「それはね、ゲイのお兄さん4人という団体にモキモキしてたんじゃないの。新幹線という場所でキャッキャウフフとやってる彼らのおばさんな態度にモキモキしてたのよ。安心して。あなたは単におばさん的振る舞いが許せないおばさんになっただけよ」

ズガビーーーン!!!

「つ・・つまり・・・・先日、ミッドタウンの算数が苦手な料理店であるところのお肉の専門店スギモトさんで、食べ終わってもう十数分は経過してるであろーおばさん4人組(といっても多分同世代)が、なかなか席をどかず、そのため、仕事中のOLさんやらウェイ系な男性がレジ前に待たされ、次の客が待つ姿がチラチラ見えているはずなのに居座り続けたのにモキモキしていたのと同じ感情が発生していたの!?」

「そうよそうよ、もう一度言うわ! あなたの中の『おばさん的態度が許せないおばさん魂』が炸裂していただけよ! LGBTとかは関係ないわ!!」

お肉の専門店スギモトさんでは、そのババァ4人組はレジ前で待たされた私が入店し、完食するまで、1mmも動かなかったわよ。その間、足の悪いおばあちゃまを連れた5人組の家族が断られ、しょんぼりと店を後にした姿にわたしはこころがちくりと痛んだわ。昼間の客単価1500円以下の食べ物屋さん(喫茶店は別)では長居しない! はい、みなさんも復唱して!!  あーもーああいうおばさんにならぬようにしましょう、ならぬようにいたしましょう!!!

おばさんになるならこんなふうに可愛くありたいわねー。
小さなスプーンおばさん (新しい世界の童話シリーズ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください