サカモト 山科 けいすけ
たまーに読み返してにまにま笑いたくなるステキ幕末4コマ漫画。勝海舟が論じる世界論、国家論のあっち方面っぷり。それを弟子として学び取った坂本竜馬が、その独自の国家論で薩長連合を形成していくのだが、脇を固める高杉晋作は放火マニアで、桂さんは変装マニア。西郷どんはキ●タマニアの薩摩芋マニアで、インテリの大久保さんもあわせて一緒にサツマニア。対する新撰組の土方さんはもち肌マニアで、沖田君の柔肌を狙い、ふすまの陰からちょっと頭の足りない近藤さんが嫉妬に狂う。
こんな激動の幕末を経た後に平成ニッポンがあるとしたら、それはそれでむべなるかな。繰り返しギャグのオンパレードで、たいそうくっだらないけど、これもアリな幕末漫画です。山科けいすけさんの本質を知りたい方にぜひ!