寝違えつつも

夜、家電の王国・ヨドの国に出かけた。久しぶりに着物着ました。体調の悪かった2週間、「もう仕事いやだー」と半泣きになっておりましたが、体調の復活とともにかなり気持ちが元気に。仕事いやだなんてぇ泣き言を口に出したの、本当に、この10年間で初めてなのよ!
さて、本日の着物。
・薄紫の綿薩摩
・黒の長羽織
・藍色のイカットの帯
・ワニのクラッチバッグ
右肩・右腕・首の右側が慢性的にひどく凝っておりましてね、カウンター席に座ると必ず人の左側に座るワタクシですが、今日は寝違えて左側に首がまわらない。首がまわらないとですなー、帯が締められないんですよー、知ってましたか? もうね、ぎちぎちぎちとオートマータのような不自然な動きで締めました。
日曜日の今朝、火曜日に舞踏会があるのでその準備を。シルバー系の帯揚げがほしいかも、などといろいろと考える。コーディネートを考えながら、たんすの引き出しを開けたり閉めたりしているうちに、一度も袖を通してない着物が3枚もあることに気がつきましたよ。着ますよ、着ますとも。
その日に着る予定のきものしつけ糸をとる。しつけ糸は午前中にとると演技がいいと、ゑり華のHさんに教わりました。しつけ糸をとりながら、ちょっとずつ「んー?」という箇所に気がつく。普段お願いしている着物屋さんの仕立てが如何にきちんとしていて、如何に美しく納品してくださっているのか、改めて知る思い。むーん。光沢のある美しい正絹の立派な着物なのにねぇ。もったいない。そういうイチイチの詰めをしっかりとしていかないとね、と自分自身の仕事についても考えましたよ。

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