スヌスムムリクかく語りき/DISCOVER JAPAN「ニッポンのホテル&名旅館」など

わたしは三姉妹の末っ子で、この歳になっても「姉ちゃん姉ちゃん」と甘えられる存在がいるのは大変頼もしく心強く、末っ子冥利に尽きると思う次第ですが、この三人が三人とも旅の荷物が少ない選手権に参加できそうなほど荷物が少ない。スナフキン(スウェーデン語でスヌスムムリク)の「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ」という言葉を粛々と実践しているようにも思います。一体これは誰の血がそうさせるのか。親との旅行は何度かしたことがあるけれどふたりとも少なからず多からずの普通の人。ひょっとして・・と思うのは、山岳ガイドをやっていた母方の祖父ではないかと思うのですが、いかがでしょう、どうでしょう?

さて、先日、そんな姉の家にあそびに行き、キャッキャウフフと今年の行きたいところのお話なんぞをしておりました。「あ、そうそう、こういう本買ったの、読む-?」と姉が、勿体ぶって、本棚から一冊の雑誌を取り出してくれました。

それはDISCOVER JAPAN の「ニッポンのホテル&名旅館」。「ねねね・・姉ちゃん、私もそれ買ったよ・・・」「あらうふふふ」などと二人でニヤニヤしていると、居合わせた姉の旦那氏が「この姉妹は・・」と呆れ顔になり、「そういう好奇心旺盛な君が好きだってプロポーズしたって聞きましたよーふふふ」とあることないこと吹聴しようかと思いましたが理性がそれをととどめました。家族は大事に!!!

さて、この本は現在、Kindle Unlimited でも提供されています(がっでむ!)が、これは本で、本というスタイルでありがたく所蔵しておきたく。アマゾンで買う方はこちらから

 

この本のお宿特集もよかった。札束を見せびらかさないとチェックインさえもさせてくれないようなお高いところだけでなく、「なんと!私の知らない日本の宿がまだこんなに!」という発見が多々ありよござんした。さすが旅の巧者たちが選んだご本です。アマゾンはこちら。ケーブルカーで川べりの露天風呂まで移動するという祖谷温泉に行けるときはくるのかしら!? どうかちら!!

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