清潔でシックで簡素で猫がいて/南町田グランベリーパークへ行ってきたお話/つながり消費という時代

南町田グランベリーパークとは

週末、猫を飼っている女二人で、所要があり南町田まで出かけた。

田園都市線の南町田駅を出たらそこは「南町田グランベリーパーク」なる大規模ショッピングセンター。アウトレットモールに、ショッピングモール、ボルダリング体験コーナー併設の大規模スノーピーク店舗や、ボート試乗可能な大規模モンベル店舗、動物病院が併設されてるペット用品店舗やらなにやらに、数々のレストランとフードコート、困ったときになんでも揃うコンビニ、駐車場は広く、駅からのアクセスは良く、少し休憩するスターバックスやらタリーズもお花屋さんも完備。箱根山を遠くに望むロケーションも素晴らしく、ワンちゃん同伴化で、お買い物したい、雑貨ほしい、アクセサリー買いたい、帽子新調したい、アウトドアにも興味ある、犬と散歩したい、ついでにワンちゃんを見せびらかしたい、お出かけしたい、なんか旬のフードを食べたい、というひとたちの欲望を一箇所で叶えてくれる素敵施設でした。駅から商業施設へのアプローチの素晴らしさは、この方のツイートをご覧ください。ほんとうに改札を出てすぐモールなのです。

しかし、あれですね、ああいうアウトレットの店舗を歩いている間は、今後投棄される可能性の高い服の山から奇跡の一枚を探さなくてはならないミッションをしているような気持ちになってきてよくないですね。どのお店もまんべんなくお客様が入ってましたが、その店のショッパーズを提げて出てくる姿はあまり見ませんでした。

そのかわり、飲食のスペースはすごい。昼時ということもあってか、どこも行列ができて店内は満席。できるだけモノを買うのにお金は使いたく、ただ友人や家族と一緒に過ごすために飲食店に滞在するのはあり、ということなのかもしれません。

とか思ってたら、今日の東洋経済にまさにそういう記事が掲載されていました。
身も蓋もない内容ですが、一読の価値アリです。

参考 平成の「節約セオリー」がもはや通用しないワケ東洋経済

人生初キャットカフェ

その南町田のショッピングモールのどこでお金を落としたかというと、猫カフェ。えへへ。人生初猫カフェ。

そうか、居室に猫があるける幅のフェンスをつければ、このように常に猫に見下ろしていただけて、より猫の下僕感が高まるのね! 参考にしたい!

ご飯タイムは猫まっしぐら過ぎて、ちょっと心配に。カリカリをガツガツ食べる姿をみて、猫のお食事時間の演出のために普段はかなり量を絞っているのではないかしら。動物を太らせると大変だから少ないくらいでちょうどいいのかも。

このお店は面白くて、「この子はアメリカンカールなんですが、耳がカールしていないアメリカンカールなんです」「この子はマンチカンですが脚が長いマンチカンなんです」「この子はミヌエットなんですが、鯖柄です」「メイク-ンですが小柄です」「ノルウェジアンですが少し短毛です」といった具合で、品種の特徴がどの子も明瞭にでていない。そのくらいおおらかでええんやで。ペットショップやブリーダーさんところで貰い手がつかなかった子たちなんだろうか、ここで客の人間たちに揉まれ人懐っこい性格に成長して、どこかにもらわれていってほしいものですじゃ、とそっと願いました。

 

渋谷から片道350円程度でいけるショッピングモールです。なかなか風景もよいです。まぁ新宿からは京王線で390円で高尾山口に到着できるし、東京って山が近い都市だよねぇ。

 

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