冬の朝猫はバリバリ月は西/私の目が節穴だった話

今朝、猫がバリバリする音で目が覚めたもので。

 

比較的広めの洗面所は奥から洗濯機、洗面台、下着やタオルを入れておくワイヤーシェルフの棚、ドア側には小物を入れておく棚という順に並んでいる。ワイヤーシェルフには物干しハンガーをひっかけてあり、洗濯物を乾かすときはこんな手順で作業していた。

1.ドラム式洗濯機から洗濯物をカゴに移す
2.カゴと物干しハンガーを持って日当たりのよい部屋へ移動する
3.鼻歌を歌いながら、物干しハンガーに洗濯物をかける
4.空になったカゴを洗濯機の上へ戻す

今年の夏、ふと、すごく無駄な作業が含まれてはいやしないかということに気が付いた。

1.ワイヤーシェルフに物干しハンガーを引っ掛ける
2.ドラム式洗濯機から洗濯物を取り出してそこで物干し作業を終わらせる
3.掛け終わったら日当たりのよい部屋へハンガーを移動させる

鼻歌なんて歌わなくてよかったのです!(そこじゃない) この部屋に住んで12年、私は一体なにをしていたのか! そういうこと、人生でいっぱいありそうよねえー。ついせんだってもこんなことがありました。

西の方面へ野暮用があり東海道新幹線の切符を買う必要が生まれた。友達がネットで買っていたのを思い出し、調べてみたら無料の予約サービス「スマートEX」が見つかった。スマホ用の大きめデザインで迷うことなく操作ができ、しかもパソコンをカタカタ鳴らしても文句をいわれないS-Works車両の予約ができ、「できたら富士山みたいな」と窓際席も予約でき、事前決済を済ませ、自分のiPhoneをスマートEXとさくっと連動させ、当日は「あなた新幹線の時間が近づいてますわよ」とメールが届き、あわあわと地下鉄に乗り東京駅へ。そしてiPhoneを改札機にさっと通すだけで・・・・入れた・・・・! 切符とほぼ同じサイズの座席カードが発行され、それを握りしめてお仕事車両へ。便利・・・便利すぎる! み・・・みなさん・・・・こんなサービスを既に受けていらっしゃったのかと、愕然とした。

サービスのスマートさと明解さと手続きの簡単さでいったJR東日本旅客鉄道株式会社よりJR東海旅客鉄道株式会社のほうに軍配があがる、それも高々とあげちゃう。なんだろう、東日本は悪くはないのですが、行動を伴う重要なボタンがトップページにたくさんありすぎるのでは? あと、東日本と東海って仲悪いの? 一緒に開発すればええですやん、そうよ、みんなひとつの会社になって、さらに重要なインフラなんだから国営化してしまえば!?(棒読みで読んでください) そんな東西の違いを感じた鉄道150周年の冬の日でございました。

 

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