神保町で人生のなんたるかを見る

チョコの日ですな。
神保町の救世軍脇のドト●ルでちょっと休憩。●トールってお店によってそのアレがもにょもにょ・・・。コーヒー飲みながら、店内の人間模様をちょこっと観察。いやー、自営業は見た!
目の前の席では某人材屋さんと私と同年代の女性が面接中。
こういう言い方はなんですが、その女性、ずいぶんとのんびり過ごしてきたらしく、どうも展開が芳しくない様子。私も聞かなきゃいいんだけど、狭い店内なので会話のすべてが耳に入ってきてしまう。自分が採用するなら、あるいは採用されるならどうプレゼンするか、と色々考えながらコーヒーを飲んだ。
んー・・・。面接の場で「パワポですか? 私、使えないんですぅー」と言い切る女性は採用しないかな。「んー。やる気ないの?」「そんなこともできないの?」「できなくてもできるって言ってみたりしないの?」と聞きたい。ついでに、オフィシャルな場で略称や業界用語を使う人は私はちょっと苦手だ。その略称の元となった単語を知らない人と会話するとき、そういう人はどうするんじゃろうか。それがたとえ相手が類推できる単語だとしても、みんながみんな自分と同じバックボーンで生きてるわけじゃないということが想像できない人はどうもね。今回は、特に、彼女の言葉にべったりとした馴れ馴れしさが感じられて、むーんという気分に。面接官に気を許してちゃぁいかんじゃろ。
人材屋さんの面接官も二十代中盤の見た目はさっぱり系の男性で、「一旦登録していただく形になりまして」「まずはこちらにきていただく形になります」「みなさんそういう形でお仕事していただく形になります」と、まぁカタチ・形の連続。ああいう言葉を使う人は造形屋と今後呼ぶことにした。「形」を抜いて話せばいいのにねー。ねー。
その二人が帰った後、その席に座ったのがまた濃いおっちゃんたち。内容は割愛しますが、まぁ濃かったわね。みなさん、会話はひそひそと、ひとつよろしくお願いいたします。
あの面接を見て、最近は緊張感のある会話を仕事先でしていないなーということに思い至りました。緊張感有る会話というのは、やはりまだ馴染んでない相手とすることが多いわけで、そういう機会に最近めぐってないということを示唆しているわけでもあります。
今、仕事が一段落した感があるので、なにか新しいことをしたいです。
なにか新しいことをしなさいと、神保町のド●ール地下1階で、神様が、あの二人の対話からお知らせしてくれたのかもしれません。
うむ。神は、街の細部に宿る。

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