ガーディとフシギダネの間にはぐれメタルが生まれました。春ですね。
感染者ブログが出てきていろいろわかったこと
新型コロナウイルスに感染し回復したひとたちのブログが出るようになってきました。どんなところで感染してしまうのか、どんな症状が待ち受けているのか学ぶことが出来ます。
【Forbes】これで「軽症」と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記
多分30代くらいの方? 男性。3/21(土)会食で一緒に枝豆を素手で食べていたのと、カレーを回し食いしたや、卓上に置いてある食事のメニューをみんなで触りあったが感染原因のようで、3/22(日)に発熱。現在も入院中。土曜日に思い当たるフシがあって、翌日曜日にはもう発熱(というか発症)。感染から発症までの中央値は5日というようなことを感染症医のTwitterで読みましたが、展開が早いです。
【qantaさん】0403「NY感染体験記(未確定)」
ニューヨークにお住まいの40代の男性、自力で自宅で回復された方。医療用語的には「軽症」の方。3/19に発症し回復した4/3に上の記事を書いてくださった。発症前には「メトロポリタン美術館に行った(3/17)」、「市内にあるレンタサイクルって便利」という記事があり、手洗いしつつ注意しながら普通に暮らしていたようです。この方も「あれ?」と思ってから40度の高熱が出るまでのスピードが早い。そしてその状態が10日間近く続くとか・・耐えられぬ。恐ろしい。
追記。「ニューヨークで考え中」でも外出禁止令下の街の様子が描かれています。
【日刊ゲンダイ】新型コロナ入院患者が地獄の闘病激白「喉に金串が刺さったような耐え難い痛み」、アクセス過多でサーバーがダウンしてた。50代男性のインタビュー。読んでいてて怖い。こんな症状耐えられない。恐ろしい。
この方たちの闘病記を読んだら、私の手術入院なんて大したものではなかったのではないかと思い至った次第。ともあれ感染から発症までの中央値5日間を肝に銘じ、普段と少しでも違うことをしたらこの5日間を注意しながら、日に三度体温を測りつつ過ごすようにしています。
一般人が思う医療用語のイメージとの乖離
死なないかもしれないけど、人工呼吸器につなげられる時にはこれをこうされる。これを使われたくなかったら自宅待機してろ、と伝達すると、なかなか効果がありますよ。 pic.twitter.com/jiEmuC0d8W
— 羽鳥 達也 (@_HATORI_) 2020年4月1日
人工呼吸器についてのこのツイートも衝撃的でした。「人工呼吸器」って家族が使っていたテイジンの在宅診療用の酸素吸入器に毛が生えたものくらいだと思ってましたのに、逆にトドメを刺されそうな機械。こんなの体に入れたら大変じゃないですか!
ど素人の危機感が無さ過ぎてお医者さんの胃がマッハらしいというツイを見た。軽症の時点で2段階くらいズレてた。すまねえお医者さん。メディアはまず意識の擦り合わせから頼む pic.twitter.com/raZyyVIigH
— 月斎 (@gessai) 2020年3月28日
「八割は軽症」の「軽症」も、一般人が思い描く「軽症」と医療の現場で使う「軽症」がまったく違うものも衝撃的。医学的には「意識がある」状態を「軽症」というなんて、この年になって初めて知りましたもの。こういう言葉のすり合わせをきちんとしておきたいものです。言葉大事!
自治体の対応
自分の住んでる自治体の支援策なども追っています。私の場合は東京都と新宿区。ゆりこの東京、けんいちの新宿。
新宿区の二大感染源は、夜の街と慶応大学病院由来。おーーいーーー慶応義塾大学ーーー! しっかりしろーーー! 新宿は区内感染確認者のうち、夜間営業に関わる業務に従事している人は概ね4分の1程度とのことですが、残り3/4の内訳も明示してくれー。ほんとしっかりして、慶応義塾大学病院!!!
この機会に各国・各自治体の発言をよく見ておく必要がある。テレワークを積極的にすすめる知事もいれば、「感染なんて怖くない、どんどん遊びにきてね☆」とアッピールしちゃう老知事までいろいろ。おじいちゃんすぎる知事の自治体のご苦労が偲ばれる。今後は選挙への意識がガラッと変わればいい。税金収めてるのはわたしたちで、使うのも私たち。使い方の決め方を見極めるのですじゃ!
他人の健康リスクをトレードオフすることに必要以上に加担しない
介護や医療の現場にいる全員、警察官、お店のレジ係、ゴミ収集業者、配達関係者、といった人々の安全&健康とトレードオフで我々の生活がかろうじて維持されているわけで、この人達に広がったらもう本当に手遅れなんだろうな……
— бxйп (@blogdexjp) 2020年4月6日
まったくそのとおりで、そのためにも外出は控える。買い物は手早く。大声を出さない。行儀よくする。余分なおしゃべりはしない。接触を少なくする。ジョンソン首相の心配をする。
パソコンのまわりに猫がいることを証明する画像をイギリスのラリーちゃんに贈る。
辛いことがあったらノルウェーの猫だけチャンネルを眺めてニヤニヤする。
もっとワイルドなものが見たければ、アラスカの熊が鮭を捕るだけの動画を見る。
行儀よく静かに粛々と過ごす。
そして乗り切ろうー! みなさまご安全に!