休暇明け新宿御苑で夕日撮る

８月２０日で新宿御苑の真夏営業時間がおわるというので、夕焼けを見にいってきた。新宿御苑の営業時間って日の出る時間によって異なっているんざます。

7/ 1～8/20　　　9:00－19:00
8/21～9/30　　　9:00－18:00
10/1～3/14　　　9:00－17:00
3/15～6/30　　　9:00－18:00

昨日は、夏が終わるのだなぁとしみじみ最後の真夏営業日を堪能してきました。

8月も後半になると御苑の巨木の森は薄暗い。虫の声が全方向から聞こえてきて、ここから1000ｍも離れないところに世界有数の歓楽街があるなんて信じられない深い森の暗さ。夜間に人があるくことを想定していないので、あたりまえだが街灯もない。本当に暗い。しかし目を西側に向けると夕焼けを背景にＪＲ東日本のビルや代々木のドコモビルがいやでも目に入り、そこが文明の灯りで燦然ときらめいているのが不思議な感じさえしてくる・・などと森の冥さにひたっていると、青色灯をつけたワゴン車が「閉園時間ですよー門を閉めるから出ていってねー」とのんびりまわってくる。

この車が走り出すとみんなあわてて門を目指す。新宿三丁目駅に近い新宿門、新宿御苑駅にちかい大木戸門、千駄ヶ谷駅徒歩数分の千駄ヶ谷門の３つがあるが、私は総武中央緩行線ユーザーなので千駄ヶ谷門派。

今年はコロナ禍で鬱々としていたが、新宿御苑には何回も癒やされた。３月の後半から６月まで緊急事態宣言で封鎖していた。今年１月に年間パスポートを購入していたが、封鎖解除後には閉鎖していた日数分を期間延長してくれた。Excelで作ったと思しき早見表をみながら入園受付の男性がサインペンで日付を書き換えてくれた。そこからすでに３０回くらい行っていると思う、ほんとうに癒された。自然にどっぷり浸れる場所がなんでこんな大都会の真ん中にあるのか、この土地を残してくれた内藤様には感謝しかない。

新宿副都心を背景に美しい夕焼けが空いっぱいに広がっていた時間帯では、芝生の上にいたひとたちがみな太陽の方向を向きスマートフォンで写真を撮っていた。太陽神信仰？　ミッドサマー？　あたらしい宗教の形？・・・っぽくも見えなくもなかったのですが、ああいう美しいものを目にしたら、ま、写真撮っちゃいますよねー。

今日から初秋営業時間。そして春が過ぎ夏が過ぎ秋がきて冬になるの。この巡る季節の早さといったら。若い方にお伝えしたいのは、あっという間に時間なんてすぎるから積立投資は長期間でやっておいて損はないよということです（やってないひとがいう）。