春香港北京ダックを深センで/72時間さくっと香港ツアー


ペダー街の上海灘ビル、今はアバクロに・・・
香港男子がアバクロを着るのじゃろうか、どうじゃろうか・・・。
例年よりちょっと早く香港に行って来ました。今回、ウカちゃまとお別れのキスをしたその72時間後に再開のキスをするという超特急旅行でしたので、いろいろが必要最低限な感じで進みました。以下、箇条書きで。

銅鑼湾の携帯電話屋さん「3」に「プリペイドSIMカードある?」とお尋ねしたら、今やってないよ、とのこと。メソメソしながら隣の「SmarTone」という携帯電話屋さんに行ってみたら「あるよー。3日間くらいのでいい?」と親切な青年がアクティベイトまでやってくれた。80時間使えて、80香港ドル。短い滞在はこれを使い切っちゃう感じでちょうどよいのかな。

現物はこんな感じです。Vodafoneの子会社だそうです。

Tumblr かなにかで大芬の絵画村「油画村」という存在を知り、それを見たくなり深センへ。ここで世界の油絵の60%が作られているんですってねー。写真は、羅湖駅、入出国手続きができる国境の建物。ATMでお金を下ろしてから、その隣の羅湖商業城 ↓ でひとまずランチを。

ばかでっかい建物です。

中は広い吹き抜けと「ザ・中国ー!!」といった感じの元気がよく派手なディスプレイ。

似たような電化製品を似たような価格帯で売ってる似たような店がずらっと並んでます。商売成り立ってる、の、よね?

ひと目で偽物とわかるYSLやHERMESやバレンシアガのバッグがどっちゃりと。シャネルはないのよね、あのバランスや質感を再現するのは難しいんだろうね。偽物とわかる商品でとりあえずお客さんを寄せておいて、興味がある人にはもっと精巧なコピー商品を見せるんでしょうね。Facebook で「半額PRADA!」といった広告を出してる業者はここらへんで仕入れているんだよな、とか、中国で作ってソウルで売られるんだろうなーとか、まぁそういった生々しいことを。

羅湖商業城5階の中華料理屋さんでランチ。ここには「丹桂軒」という有名な北京ダック屋さんがあるのだけど、大変な混雑なので、同じフロアの別のお店「小桃原酒家」へ。客層はよりローカルだけど、白いテーブルクロスも引いてあるし、厨房の中でコックさんたちがキビキビと働いているし、感じのよいお店。店員さんと英語らしきものをやりとりし、なんとかオーダー。ここで北京ダックを注文してみる。
こっれっがっ、とてもおいしくておいしくて。北京ダックって、あんなにパリパリで香ばしくってでっかいものなんだねぇ。おばちゃんが日本で食べたことのあるものと随分違っていましたよ。鴨のお肉を使って別の炒めものを作ってくれて、これで日本円にして1250円、2人で88元。うぅむー、すごい、なんてお得な! その炒めものはもう食べきれなかったのでドギーバッグに入れてもらいました。ランチ全体では二人で160人民元、その日のレートで2,200円くらい。大満足!

お腹もいっぱいになったので、地下鉄乗り継いで油画村の大芬まで。高層アパートが並ぶ住宅街です。

駅を降りてすぐ、勝手に人民マーケットが。果物や野菜の市場はわかるのだけど、ガラクタという表現以外が思いつかない品物を売っている人々が多数いて、歩くのも大変難儀。あの品物は一体誰が買うのだろうか。あ、深センは風もなく穏やかでとても暖かったです。

駅の近くにウォルマートがあり、そこをすぎると地元のマーケットが。

見たことのない野菜がいくつか。なんとなく全体長めなボディのものが多いわね。

そこを過ぎると油画村。

通りのどまんなかでいきなり絵を描いてる人がいたり、

作品展示兼作業場としての路地であったり、

コマ遊びに興じるちびっ子やら

もってけドロボープライスな似たような作品群、

プーチンは誰かの習作なのかな?
ちょっといいのがあれば買ってもいいかな、と思っていたのだけど、なかなか気に入ったタッチのものに出会えず残念。軒先で見られる作品は、そんな技術レベルのものが多いのかも。これも羅湖商業城みたいに、買う意志を見せればよりレベルの高い作品が奥から出てきたのかもしれません。
遠方からやってきたと思しき人たちが2~3枚買い込んでいるのを何回か見かけましたが、経済勃興に伴い絵画需要が高まり、この油画村がより発展した経緯もあるそうです。それってオランダがイケイケだったとき、どの家でも絵画を買い求めたのと似てるわよね。フェルメールの作品が思いの外小さいのは、その頃のオランダの家の面積に合わせるとあんなものだったそうで。ふーむー、なるほどねー。
深センに着いたとき、500人民元を引き出したのだけど、絵も買わなかったし、人民元が結構残っちゃったので帰りに羅湖商業城でちょっこしお買い物を。夕方7時頃中国から香港へ。夕飯は、パン屋さんで一番プレーンなパンと、ハムとサラダとスパークリングワインを買い込んで、昼間の北京ダックの肉部分の炒めものと一緒に。あぁん、幸せ。
翌日はショッピングの日だぜ、香港はバーゲンなうだぜー、ヒャッハー!と、いろいろ練り歩くものの、ほしいものがない。日本で買えないものはないし、グローバルブランドは価格差がほとんどないし、日本で買ったほうが安いものが増えているし、グォージャスな素材は今の日本ではそんなに馴染まない。「ほしいものが、ほしいわ」
そんなわけで、昨年春にiPhone4Sを買ったばかりだけど、LTEの使えるiPhone5をIFCのアップルストアで購入したっきり、でした。今回の香港は、深センが楽しかったなー。

そんなわけで今日、誕生日を迎えまして、あらら、今年も猫と楽しくのんきに愉快にやっていければと思います。本年もよろしくお願いいたします。

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