泣いた赤鬼


白いチョコバーみたいな前足。
ベロ出しウーカのキャプションをつけたあと、浜田広介さんの「泣いた赤鬼」が猛烈に読みたくなり、図書館に行き児童文学の並ぶ棚で本を探してみた。見つかったのは、現代語に編集されたもので、挿絵も子どもの頃に読んだものと違っていてちょっとだけ残念だったけど、読んでみた。
 しみる・・・・しみるぜ!
赤鬼が泣いたわけを考えると、しみるぜー!! 心底しみじみした。
ちなみに「泣いた赤鬼」は昭和8年の作品で、日本の風土のほとんどが農村地帯だったころに描かれたもの。戦前の発表ということは、たとえば自分の若い叔母(戦後生まれ)なんかは記憶にある童話なのかもと思うと、こういうお話は本当に息が長いですね。『泣いた赤鬼』のような友情物語が下敷きになった青春漫画などは、たくさんあるんじゃないでしょうか。え、あなたぁ読んだことがない? ネットで読めるから探してごらん、でも、本で読むのがベストだと思うけどね。
引き続き斉藤隆介さんの「八郎」なども読んでみるぜ! タイトル読んだだけで泣けるぜ!
こういう本は文庫本や新書のサイズで読むとやっぱり物足りなくて、厚紙の表紙をぱたんと開き、一枚一枚めくってよむのが楽しいなーと思います、るきさんもな!

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