チベットの山岳地帯の風景が存分に楽しめるに違いないと思い、借りてきた『ココシリ』。み終ったあとは、かなりどんより。
みる人が少ないと思うので、珍しくあらすじを説明するとするよ。
チベットの奥地・海抜4700メートルの山岳地帯、そこの名前は「ココシリ」、チベット語で青い山々・美しい娘という意味を持つ土地。そこでは、チベット・カモシカが密猟者により乱獲されており、民間の有志で結成された山岳パトロール隊が彼らに立ち向かう。北京からやってきた新聞記者も同行し、広漠とした無人地帯を15日間かけて3台の車で密猟者追いの旅に出る。ガソリンや食料が無くなるに従い、1台ずつ脱落していき、(中略)壮絶なエンディングで物語は幕を閉じる。
密猟者に雇われた年老いた農夫はこういうのだ。
草原が砂漠になり、放牧ができなくなったので、
仕方なくこんなことをしているのだ
チベット仏教の悲しい旋律にも、胸がしめつけられたよ。
ココシリ公式サイトはこちら。90分弱の短い映画なので、機会がある方は是非。涙もでないほど、壮絶よ。しかし、あんな過酷な土地をよく三蔵法師さんは歩いたもんだよ。え、違うルート?
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あらあら、山椒魚さんも受難の時代ねぇ。
【仕掛けた網にオオサンショウウオ 引き取り先どうなる?】