大人のナイトミュージアム/映画「ペントハウス」


「ベン・スティラーひさしぶり~!!!」と小走りで公開初日の映画館に行ってみてきました。エディ・マーフィーの隣がベン・アフレックの弟、ニット着てる俳優さんがサラ・ジェシカ・パーカーの旦那さんだそうです。へー。
一部屋5億と言われるちょうこうきゅうちんたい物件「THE TOWER」の最上階で暮らすウォール街の大物アーサー・ショウが、そこで働くベン・スティラーらの年金を騙して手に入れとろかしちゃった! しかも、黒人ドアマンは「おれ、ここでの勤めをやめて年金で世界一周クルージングにでも行くつもりなんだ」と夢見ていたところ。おーのーれー、大富豪のフリした詐欺師めー、俺らの年金ー!!!、というわけで、善良な庶民が決起して泥棒やったるぜー、立ち上がったるぜ!! ・・・という物語。
とてもチャーミングな映画です。スーツの女性は、アーサー・ショウの犯罪行為を暴くため登場するFBI捜査官で、彼女とベン・スティラーのやり取りがとってもチャーミング。あら、しゅてき! 四十路の恋も悪くないわね☆
しかしですな、最近、スタバとか上島珈琲店とかお酒飲むところとかいっても、耳に入ってくるのが年金の話ばかりよ! 若い子も、年寄りも、私たちと同世代の人間も、年金の話ばかりよ! ちょっとちょっと~、手に入るかどうかわかんないお金の話するより、今を生きようよ~!! 
アメリカの「99%」と言われている人たちが主人公となっている映画です。「日本の健康保険、めったくそ言われてるけど、これがあるというだけで全然奇跡じゃん・・・」と実感できるセリフがちらりと。
この映画の教訓、「現物を持っておくのも悪くない」ってことでよろしいでしょうか?

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