翔ぶ諭吉猫のからだを守りをり/猫ちゃん膀胱炎事件の巻

発症

日曜日の午後、猫のトイレを掃除しようとしたら尋常じゃない尿の量に驚いた。オー、ニョー!! 

定期的に健康診断に行く病院に駆け込み総検査。尿検査と血液検査でぎょっとする数値が出る。あぁとうとうきたかと待合室で青ざめている間、猫ちゃんは暴れながら診療室でうなじにちくっと注射される。黒のシャツを猫の毛で真っ白にしてしまったドクターからは「どのくらい水を飲んでいるか、フードをどのくらい食べているか調べて下さい」とのこと。

はて、水を飲むということをどうやって把握するか。

見守りアプリ

ペットの見守りカメラを買うのがよいのかなとヨドバシをさっと検索してみるが、いやこれアプリでできますやん、空いてるデバイスで絶対できますやんと気が付き、適当なものをインストールしてセット。夜中も日中も在宅時も猫が何回水を飲んでいるか把握。我が家にナミブ砂漠ができたようなものです。猫以外のものが、諸星大二郎の絵柄的なものが映ったりしませんように!!!

そして見てみますと、一時間に一回飲んでいる。それが多いのか少ないのかわからない。しかしご飯を食べる量が明らかに少ない。おかしい。とはいえもううちの猫ちゃんも15歳、人間でいったら吉永小百合と同い年。そりゃいろいろ起きるよねととにかく抱きしめる、そして暴れる、わたしに生傷が増える。

再診

そして昨日水曜日、再診。またもや総検査+食べる量が少ないので点滴も。ちくっとやってくれた注射が効いて血液検査の結果は馬鹿みたいに改善。尿のほうがまだちょっと怪しいのでお薬に切り替え、療法食のサンプルをいくつかもらって猫のゴハンに変化をつけてしばらく様子見ることに。ゆ、ゆきち、、いや、いいんですけど、諭吉。。。。

内服薬とフード

うちの猫は抱きしめると必ず「ふぎゃー」と抵抗するので、その口が開いた瞬間に薬を放り込み顎をパクンと閉じさせる、景気のいいお姉さんが持ってるクロコダイルのクラッチバッグのようにして閉じさせる。何回やっても毎回目を白黒させるだけで、大変に扱いやすい、ありがとう。
ドクターがくれた療法食のサンプルは大変お気に召したみたいで、ガッツガツと食べてくれる。療法食はむやみにやらないでということなので、同じブランドのカリカリを買うことにした。これでしばらく仕事始めまで様子見です。

待合室で

待合室でいあわせた女性が、長毛種の男前の猫ちゃん(女の子だったんだけど)と一緒にきていて、なんとはなしに話してみた。聞けばその猫ちゃん、もう二十歳! 愛子さまと同じ年の生まれですが、人間でいえば江崎玲於奈博士と同い年ですよ! 「ウカちゃん、先輩に挨拶して!! あやかってちょうだい!」とケージの中の猫に無理やり挨拶させました。毛もふっさふさで、ひげもピンと立っていて、目力もしっかりあって、あんな凛々しいご長寿猫がいるんだと拝みたくなりました。

どの猫ちゃんも健康で安全でお腹の空かない一年を迎えられますように。

 

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