コロナのせいで遠出することがぐんと減りました。その分、結構楽しくお買い物をした一年。以下買ってよかったものリスト。
1.ルンバ
39800円のルンバがブラックフライデーで32800円になっていたので買いました。いままで自動掃除機に何度か挑戦してきましたが、やっとルンバが我が家に追いついた。猫の毛が絡まらない捨てやすいゴミ受け、猫の毛が絡まない掃除ブラシ、猫の毛が絡まないルンバのローラー。素晴らしい、やっとルンバが長毛種猫と暮らす家の実態を理解してくださいましたね。
毎朝、仕事を始める時分にスイッチを入れて、30分~1時間でしっかり掃除してくれる。床にものがない家だからルンバも大活躍。なかなかホームポジションに帰らないときは「はやく森へおかえり」と毎回声をかける。ありがとうルンバ!
2.コートを着てても肩からかけられて、ファスナーでぐるっと閉めることができるパソコンが入る黒いレザーの底鋲付きバッグ
(※画像はイメージです)
古着屋さんで、少し前のプラダのバッグを見つけた。わたしが長年探し求めていたサイズ感で、コートを着てても肩からかけられて、ファスナーでぐるっと閉めることができ、さらに男性のブリーフケース並みのように薄くすっきりした装飾のないデザインで、なおかつっ、パソコンがぴったりと入る黒いレザーの底鋲付きバッグ! 「バッグを買うとき、パソコンが入るか入らないかで選ぶ」というと人は笑うのですが、えーパソコン、ずっと持っていたいよねー?
このバッグを売りに出したひとは、真価がわかっていなかったのでは? そう、A4サイズのノートパソコンが収まるという得難い真価を!!! 売り場のひともこんな値段つけちゃっていいの?、状態いいじゃないすか! さてはこのバッグのポテンシャルを理解してないのでは? 「誰かに気が付かれる前にささーっと買ってしまえ!」と買いました。いい薄さ! いい平べったさ! パソコン、ノート、電源、マウス、その他ケーブル類一式、財布、ポーチがはいります。とてもよいサイズ。いやっほぅ!
さて、先日、某ラダの店頭で、プ某ダにしては珍しいソフトレザーの新作バッグがありましてね、「こんなエレガントなフォルムのエレガントな象色のバッグを作るのって某ラダの使命でしたっけ?」と眺めていると、底鋲がない。底鋲がない。こんなやわらかレザーのバッグなのに底鋲がない。「えっ、なんでっ、30万もするのに、底鋲ないの?!」とパチクリさせていると店員さんがいう、「最近底鋲ないですよねー。底鋲があると重くなっちゃうからつけないことが増えましたね」と。あぁん? 底鋲が? 重い? いやいやそれは「工程ひとつ抜いて、広く一般大衆にも行き届く価格帯に設定させていただきました」って正直にいいなさいよ。ひー、MM6とかはちゃんとつけてるよ? 鞄屋さんのくせになに言ってんのよ!
別の日に、新宿ニュウマンで新作コートをぐるっとだいたい見てまわりましたが、コートの値段が下がってる。以前だったら10万つけて売っててもいようなものが、税込8~9万以内にがんばって抑えている。デフレめぇええと思い試着させてもらったら、背中の裏地がない。袖の裏地はついているが裏地がない。目をパチクリさせていると店員さんがいう、「背中の裏地があると重くなっちゃいますよねー。あと面が広いからヒヤッとしちゃうじゃないですかー。すぐ暖かさを感じられるよう裏地なくしたんですよ」と。うそだろうー、これも「工程ひとつぬいて、広く一般大衆にも」なだけだろうー!! いやぁぁーーもうデフレいやぁぁーー不景気いやああああーーー!!
というわけで、底鋲があるレザーバッグが貴重品になる時代がもしかしたらすぐくるかもしれませんよ、というお話でした。「買ってよかったもの」の項続きます!