超倦怠期のメリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズご夫妻、メリルちゃんの危機感なぞまったく気にしていないトミーおじさん。次の休暇旅行は「いつものところでいいよな?」とたずねるトミーおじさんに、「私行ってみたいところがあるの」と強引に行き先を変えてみた。そこは、なんと、スティーブ・カレル演じるカウンセラーが待つ長期滞在型夫婦関係修復施設だった!! メリルちゃんの、そしてトミーちゃんの、運命やいかに!!!
31年めの夫婦げんかというか、31年ぶりの・・・・いや、なにゲフンゲフン。
「まるで二人の労働者がひとつの家に暮らしているだけみたい」とか「誕生日プレゼントに食洗機を買ってあげたじゃないか」「プレゼントってそういうものじゃなくない? そういうものじゃなくない!?」だの「君は、僕が決めたらなんにだって文句をいうじゃないか! だからもう言わないことに決めたんだ(ドヤァ)」とか「別にゴルフ番組なんてわたし見ていたくない!」という喧嘩文句、あぁー、アメリカン熟年夫婦も口にするのですねぇ、発言小町の夫婦のお悩み欄かと思いましたよ。
熟年夫婦の性生活に淡々と切り込みつつ「ぼかぁ変態なんじゃないですよ、職業としてやってるんですよ?」という体のカウンセラー、これはスティーブ・カレルにしかできないっすよねえーと感服いたしました。
イチゴとシャンパンといい感じの照明の部屋を与えれば女ぁ喜ぶってもんだよっていうトミーおじさんのさくりゃくにクスリとしました、プリティ・ウーマンの時代からトミーおじさん、アップデートしてないね!? まぁだいたいあってますけどね!
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