金属のすべて冷たく冬帽子

昨日は句会でした。
仏壇もセール品なり春の雪
仏花持つ男のシャツに猫毛かな
紀元節コーラルピンクのシャツを買う
金属のすべて冷たく冬帽子
草餅を五百羅漢と共に喰ふ
いきものの足跡も絶え深雪晴
フリージア流人の島も海まぶし

男性のいて丁さんが「コーラルピンクなんてわかんないよ!」とおっしゃるので、つまりはこれのことですな。(この画像の元ネタ、知ってる方いらしたら教えてくらはい)

男ときたら花の名前はたんぽぽとチューリップと百合と薔薇くらいしかしらない。女性の胸について一家言あるはずなのに、「それではあなたの腹筋を見せて下さい」とお伝えするとピューッとどこかに行ってしまう。まったくもう!
冬帽子は、この冬買ったもこもこの編み込み帽子。イルクーツクのおばさまが送ってくれたかのようなもっこもこ帽子(イルクーツクにおばさまはいませんが)(イルクーツクってモンゴルの上なんだ!)。先生から「季語をわかってないくせに作っちゃって!」とお言葉をいただきましたが、あら、そんなことなくってよ、私の実家ではこの冬連日氷点下十度前後を毎日記録してまして、そのときは庭に出るだけでも、くだんのもこもこ編み込み帽子をかぶらないとたまらなかったんですもの。
また、句会に出るときは、アレだ、斜めがけのバッグが大活躍ね! 
両手が空いてるから、地下鉄の中でも、句会会場へ到着する最後の最後まで句作ができるわ!
iPhoneと季語集入れて春句会

ヒグマリオンを作るときに参考資料として買った平凡社の「俳句歳時記」とこんなに長いつきあいになるとは!!! 私の手元にやってきてもう8年くらい経っていると思う、だって句会の歴史だけでも今年で6年目なんですもの。ポケットって書いてありますが全然ポケットのサイズじゃありません。ですが、季節ごとに分冊されている季語集とは違って、一冊で一年分なのでお得なうえに、年間を通じた季節感が養われるのでオススメですわ。

4 COMMENTS

スガ

なるほどー。『はつきさん、なにいってるのかしら???』と思ったら読み違いだったのね。

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