藍の綿薩摩
白の石楠花の帯
帯〆は白と薄紫のグラデーション
帯揚げも薄紫でクールにしたけど、それより外気が冷たかった。
昨夜は句会。句会も四回目です。先日、小林恭二さんの「俳句という愉しみ―句会の醍醐味 (岩波新書)」を読見終わったばかり。この本は、日本を代表する俳人たちが集まって一泊二日の句会を開催するというもの。我が宗匠・大木あまり先生も登場していらっしゃる。本の後半になってくると。先生の句だけはなんとなく見分けがつくようになってくる。そしてこの句会のレベルの高さに驚き、こんな児戯にも等しい句会をよく先生はご指導してくださっていると感謝することしきり。句会の内容がよくわかる本ですので、ご興味のある方は是非ー。
さて、昨日は、先生のご祝儀点をたくさん頂戴しました。
ありがとうございます・ありがとうございます。
鳴く猫に八十八夜の朝来たり
山笑うひとつひとつの木のかたち
母の日にしまい湯つかう古希の母
代掻きの田を残したり造成地
入院の知らせむなしき走り梅雨
胸起こし顎ひき歩く春袷
日傘さすハナミズキの道昭和の日
見返したら本当に先生の点ばかり。
お気遣いいただきすみませんすみません。
終わったあと、カサイさんちに立ち寄りヒグマ本の最終の詰め、略してヒグマ詰めを(ぎゅっぎゅっみゃあみゃあ)。校正中もにやにやしちゃって先に進めませんでした。