正絹プレタの着物。さらっと着られるお着物ね、さらっとね。でも花や葉っぱや子猫が散らばったかわいすぎる柄だとおねえさん、困るのよ。「あたしゃ粋なんだよ、見りゃわかるだろ？」と鼻息荒いのも、おねえさん困るのよ。江戸小紋かー、うーん、江戸小紋ってわけでもないんだけど･･･。
あぁなんだか一周しちゃったような気がします。
着物のほかにもいろいろが一周しちゃってるんです。外食についても。希少な食材を使ったものを、たいそう凝ったお皿の上に載せて勿体ぶって出すようなお店はなんだか腰がひけちゃってて、それよりも、地に足の着いた誠実なお店に足を運びたい（そういうお高い万円のお店も誘われれば勿論行きます）。鞄なんかも一周しちゃって、エルメスたんのお高いバッグとかは実はやっぱりどう見ても自分には分不相応なものだから手放しちゃったほうがいいのではないかと思ったり、いろいろが一周しちゃってます。
「絶望した！なんだか一周した自分に絶望した！」
話はかわりますが。
世の中には美文のブログというものがいくつかございまして、猛々しくない、しかし静かに怒りは伝わってくる、美々しくない、しかしおだやかに愛が伝わってくる、浅くない、しかしバカにもわかる丁寧かつ的確な表現でその問題の奥底をわかりやすく解説してくれる・・・そんな文章がかける市井の方がたまにいらっしゃいます。すばらしいわね、梵天丸もかくありたい。
さて、明日は東京ドームだ。
一枚の繪さんから創業４０周年記念カタログを頂戴しまして、その中の一枚の日本画に長毛種の猫を描いたものがございまして、尻尾がウカさんそっくりなのでノルさんなのかしらどうかしら、今度社長教えてくださいまし、しかしノルウェージャンフォレストキャットをＮＦＣって略すのはＫＦＣのようでいかがなものかと思うのよ、よよよ。
ヒグマ更新、どっさりと。ヒグマが元気になってくれて本当にうれしいよ。ヒグマニアらしい写真が増えてきましたよ。
スガやんが分不相応とか言ってたら、
世のエルメスユーザーのほとんどが持てないわよぅ～～！
日本のどこに、ガーデンパーティーに実際に庭仕事道具いれて
使ってる女がいるっていうのよぅ－！
っていうか飽きちゃったのね？
あの竹宮恵子先生が、エルメスの物語を漫画に描いたあと、「わたしが持つだなんて・・・・分不相応にもほどがあります」とおっしゃったのが印象的でしたよ・よよよ。
なんでも手に入る世の中って、それはそれでつまんないのかもねぇ。