四季を感じる部屋

【火曜のキモノ】
葡萄色の古城の訪問着
横幅も縦幅も大きな方がお召しになったものらしく、ものすっごく身に余るキモノなんですが、華やかなので、こういうときにこそどーんと。
青紫に金の袋帯
芯が入ってないのでくったくたな袋帯。締め心地がイマイチ。青紫と葡萄色って、近いようで遠い色だなーとちょっと気持ちが沈んだけど、まぁいいか、と。

上から見るとL字型の大きな窓に面したスペースに仕事机を置いて早数年。北側が壁で、東側に大きく開き、南側も40センチほどガラスになっている窓。昭和50年代に作られたマンションに流行ったタイプらしい。この部屋は東向きなので午前中の日当たりのよさといったらピカイチ。私は、たとえどぶ川でも川の近くに暮らしたく、たとえ午前中だけでも朝の太陽の光が差し込む部屋でなければイヤなんですが、ここはかろうじてその条件を満たしている。
この季節のこの時間、太陽が南に傾いているのがよくわかる。光の差し込み方が随分と斜めになる。まぶしくてカーテンを閉め切る始末。そしてその南側に開いた窓ガラスの脇に猫カゴを置き、ここにウカ様がのそのそと入ってきてお休みになられる。今が一番居心地のよい季節なのかもしれない。
こうやって太陽の動きを皮膚に感じると、ちゃんと地球がぐるぐる宇宙空間を回っているのだと感じる。信じられないわよね、この地球にうすく貼りついた膜のようなところで、紛争だ、食糧不足だ、宗教紛争だ、民族紛争だ、原発だ、経済だ、グローバリズムだ、サブプライムローンだ、エコだロハスだなんだって騒いでいるのって。などと頭の中ではわかっているのですが、自分と家族が人として楽しく愉快に生きてくことくらいは面倒見なくちゃいけないわけですから、それらの事柄に否応なく巻き込まれつつ、太陽の光を浴びながら生きていく、清く正しく仕方なく。
タイム誌がパーソン・オブ・ザ・イヤーにプーチン大統領を選んだそうですが、もしかしてロシアってすごいことになってるのかもね。私たちがいろいろなものに目を奪われている隙に。
佐藤優さんがすっごく精力的に仕事してらっしゃるように見えますが、本当にパワフルな方!
あるブログで読んだフレーズ。
>落合信彦で育ち、副島隆彦でクダを巻く
ワラタ。

ところでなんだろう、この形。

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