山野井泰史さんのお顔をうっかり拝む

と、いっても、フリーペーパーの表紙で。
銀行で用を足しているとき、待合席においてあるフリーペーパーに目が留まる。石垣に指をひっかけ、子供みたいな顔でにかっと笑っている男性の写真・・・こんなことをするのは山野井さんしかいないんじゃないか、しかしお顔が少々ワイルドアットハート・・・と思って表紙をめくってみたら、やっぱり山野井さんでした。
去年の夏、ランニング途中に熊の親子に出会って、お母さん熊にバリバリバリっと顔をやられるという事故にあった山野井さん、顔に縫い目がいくつか入ってはいましたが、やっぱり山野井さん、お元気そうでなによりでした。
掲載されていたのは、東京商工会議所の月刊情報誌「TWIN Arch(ツインアーチ)」。山野井さんの青春時代の話が聞けるインタビュー記事が入ってますので、ご興味のある方ぜひー。えぇ話でした。
 
山野井泰史氏著の「垂直の記憶 岩と雪の7章」。よい本です。登山家ってこんなこと考えてるんだーと幾たびも思いました。山と渓谷社から。
沢木耕太郎氏が描いた山野井夫妻のギャチュンカン遭難の「凍」は最近文庫化されました。足の裏がかゆくなるシーンがたくさんでてきます。あぁ思い出しただけで、足の裏がざわざわと。
ちなみにこの銀行、待合席には月刊誌一枚の繪がいつも置いてあり、壁にもそれらしい作家さんの作品が飾られております。お客様のお客様に、私が客でいくという経済循環。

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