男性頭髪問題

生え際を心配しててもかっこいい
※ジュード・ロウは映画「ガタカ」が一番好き！

なぜグリーン車にはハゲが多いのか
この本の書評から一部。
【日刊新書レビュー／タイトルで予想は付く…でもつい買っちゃった…～『なぜグリーン車にはハゲが多いのか』佐藤明男著（評：朝山実）幻冬舍新書、760円（税別）】
ハゲのオールスター軍団を援軍にして、著者はこう断言したいのだ。
　薄毛は「優秀な男性の証」だから、恥じたりせず、自信をもちなさい。これが本書の趣旨である。
　しかし、ダ・ヴィンチもハゲだったといわれたところで、安堵できないのはどうしてなのか。
　きわめつけは、一縷ののぞみをつなごうとする人たちを、谷底につき落とす言葉の数々。
【育毛剤は効かない、植毛は頭皮がでこぼこになるかも】
　科学的に見て、育毛・養毛剤で、毛が生えるなんてことはほとんどない。「日本臨床毛髪学会常任理事」で頭髪治療の第一人者は、キッパリとそうおっしゃる。
　CMなどで強調される「血行促進」は、逆に脱毛促進しかねないという実験結果も出ている。
　そもそも、毛の成長メカニズムとしては、育毛物質は皮膚の下にある毛乳頭細胞に取り込まれて意味をなすものだから、育毛剤を皮膚に直接塗布したところで毛乳頭まで達するとは考えがたいし、そうしたデータがメーカーから提出されてもこなかった、などなど。
　ほかにも、頭皮マッサージや「ブラシで頭を叩く」なんて論外だし、人工植毛にいたっては、年一回の補強手術が必要な上、補強を重なるうちに頭皮がでこぼこになるおそれがある。
　という具合に、成長を遂げている毛髪業界からすれば、営業妨害もはなはだしかろう。
「毛根をきれいに！」「男の皮脂は大敵！」みたいなＣＭを見るたびに、そんなにいじくったら余計に毛が抜けていくのではないかと常々思っていましたが、あぁやはり。製薬会社や化粧品会社は、新しい病気を生んで、新しい名前をつけて、薬つくって売ってるフシがあるのでご用心ご用心。
でもね、ハゲじゃなきゃそそられないわー、太っていてこそ男よー（でもたぶん、それはデブという太さじゃないと思うけど）という女性も世の中には一定以上おりますし、スキンヘッズの男性を見ると私もついよろめき夫人になったりしますから、下手に残すくらいなら全部イッちゃってよ、と思います。
近隣の某所窓口の男性が「あぁー髪のこと気にしてるんだなぁ・・・」という髪型でしたが、先週立ち寄ったら、すっぱりとさわやかに刈り込んでいて、あら素敵！　ちょっと童顔な彼ですが、精悍な髪形に、じきに顔も追いつくことでしょう。
ただ、私が歳を取り同じ立場になりましたら、イブファインクイックを必ずつけると思います・・・たぶんね・・・・。
今日の書評買い、毎週かあさん。
書評はこちらです。
【asahi.com 漫画偏愛主義／毎週かあさん　サイバラくろにくる２００４―２００８（西原理恵子）】
まあ、それはいいとして、毎週かあさんはサイバラの本音まるだし。「誠意ってお金のことだよ　地球はこれで回ってます」「瀬戸内寂聴のポストがあいていると思う」「悪口はしゃべるほど上手くなる」。う～ん、サイバラの言葉は生活と直結していて深いなあ。サイバラらしい鮮やかな色彩のカラーイラストが説得力を増す。
だってこんなことが書いてあるんですもの！！！　
買わないわけにはいきません！
３月３１日まで楽天ブックスは全品送料無料なので、ちょい買いに使えますな。
でも本屋に足を運ぶことは大事！　本屋にいくと、時代の流れというか「あぁーこうやってまた新しい何かにだまされるのか」というかそのえぇとその、とにかくそういった空気に触れることができるんですもの。ネットの画面に出てくるランキングだけではわからない空気というかなんというか。本屋でジャケ買いするのもまた楽しよ。