10月の映画と野沢温泉村、藤田和日郎氏ギャラリートークショー

概況

10/21-10/31
大谷優勝。いろいろなところに連れ出されているデコピンがストレスを感じてないかちょっと心配、デコやん、そんなにキリッとしてなくてええんやで。真美子さんとモフモフするだけでの人生で十分なんやで。

映画「西湖畔に生きる」

日経新聞で一番よく読むのは映画欄とスポーツ欄なんだけど、その映画欄で一番上にでていたので、あまり情報を追わずに見てきた。杭州市の西湖畔、豊かな自然が残る茶の産業が活発な土地、そこで期間限定の茶摘み女として働く母と、大学をでたもののろくな就職にありつけなかった息子の物語。お金がなく人生に行き詰まりを感じた母親は、マルチ商法に手を染め、母を取り戻すため息子も追ってその組織に潜入する。。。

ギラッギラに発展した杭州の灯りをみながら、茶畑で「お茶よーめざめておくれー」と声をかけ茶摘みを始める女たち。その素朴さが痛々しい。

いやしかし、そういやわたしもマルチに誘われたことが何回かあったな。「すてきなビジネスの仲間になりませんか?」とご飯会だと騙されて行ったら、マルチの会場。全然知らない人にアクセサリーやバッグを褒められ、いや君ら距離感おかしいでしょ、それ褒めたら喜ぶ女だと思っているのかいと大変不愉快だった。でもそういう「褒め」が実行力のある有効な手段だったんだろうな。あのひとたち、いまなにやってるんだろう。

旧尾崎テオドラ邸 藤田和日郎ギャラリートークショー

旧尾崎テオドラ邸の藤田和日郎先生のギャラリートークショー。先生のお人柄が本当に優しく素晴らしく漫画への愛が感じられた一時間半。「『あの星ってかっこいいじゃん。そう思わない?』っていう思いで漫画描いてます(うろ覚え)」とおっしゃっていたのがとても印象的だった。ずっとファンでいます!

映画「破墓」

最初から最後までずっとずっと面白い。とてもおもしろい。「それ、ポケモンで習ったやつだ!」などとうんうん頷いたり、ボンギルとファリムのコンビが良すぎて早く第二作を作ってほしいと思ったり。犬と鶏が死ななくてよかった!

映画「ヴェノム」

期待していたんだけど、超とっ散らかり・砂漠のロードムービー。「暗黒版うしおととら」として楽しめたのでよかったとするか、しかし制作陣には全員正座してほしいな。

「谷から来た女」

いまはダムの底に沈んでしまった谷から来た女、アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。彼女をめぐる男たちや女たちの物語。予想していたよりもぐっとトレンディ(?)小説のようで、強くてかっこよくて自分でビジネスを切り拓くことができる優秀な女の子が、そんなしょぼくれたおじさんたちの相手したりするのかなとも思いましたが、えぇそこはファンタジーなので!! 

ゴールデンカムイのアイヌ語監修をされた中川先生の講演会で、アシリパさんの故郷について言及されていたそうです。同じ故郷なのかもしれないね。

12/15 中川裕さん 講演会 ゴールデンカムイ の/小樽

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