放たれし犬追う子らに春の風


春浅しひこにゃん何をする人ぞ
今日は句会、るるるー。兼題は「バレンタイン」。
バレンタイン生えそろう子にもまだの子にも
選なしでした、ぎゃふん。以下、その他の句。
放たれし犬追う子らに春の風
甥っこたちが、麦畑の中を犬追いかけていくの。
「麦踏んでるがなー!!」
季語の勘がいいとほめられました。ちにゃー。
ライ麦畑でどうのこうの。
春の海ひねもす砂の女かな
春の海が、ひねもっているかとおもったらそこには岸田今日子が砂を掘ったりまた埋めたり! 「こういう句があれば(選しようと)つまずいてしまうもの」という言葉が今日の教訓となりました。
砂の女の表紙イラストって、なかなかのトラウマっぷりよ。
春の雨ぬっと顔出すぶちの猫
麻布十番商店街の五臓六腑の裏手あたりのイメージで。
ぬる燗のぬくさ確かめ春の夜
先生の選なし、「メリハリがない。これは冬の夜とすべき」とのこと。
確かにずーっとぬるいんですよね、うむぅ。
足洗う縁側の先春きたり
旅の垢を軒先で落としていると、そこには春が。浅田次郎「きんぴか・ピカレスク英雄伝」の「チェスト!軍曹」へのオマージュでもあります。
豆皿に白魚乗せて人待てり
宅飲み時代の一句です。
読み返すと、白魚を除くと全部「春のなんたら」という季語なのよね。バリエーションがないなー。だって春がくるとドキがムネムネするんですもの!

♪風に乗って進めない向かい風のゲーム
 片やずっと休まないなびく群れのゲーム
 救世主や神秘を待っても
 風に舞う答えなんてなかった
 探り合ってもバラさない相互扶助のムード
 片やグッと引き付けてなぐりつけるムード
 救世主や神秘を待っても
 風に舞う答えなんてなかった
あぁっ、今日はなんだか中川敬が沁みるぜ!!!
満月の夕~90’sシングルズ、よかよ!!! あたいのお布施よ!!!
お布施を払う価値はあるかとっ!!!!

3 COMMENTS

飛行船

こういう句をみると、つい選んでしまうのは、わるい癖ですね。あげたてのコロッケの前を素通りできないのといっしょです。
春の海ひねもすのらりくらりかな 飛行船

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かちゃにゃ

あぁーー
そこは彦根城博物館のロビー!
多分ひこにゃんの後方にある講堂みたいなとこで
撮影会をやった後のことではないかと。
たいしたフォトジェニックっぷりでした。

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スガ

うふふふ、今日の一句です。
 教訓を得て次回も同じ手を
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
※選をもらうために俳句をやってるわけじゃないのですが。

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