鈴木みそ「銭」


なんかさっき見えないものにおびえたウカ様が、
ソファの縁にこのようなポーズで飛びついてた。
漫画かと思った。

鈴木みそ「」、3~6巻をイッキ読み。「銭」という漫画は、作者がもともと得意とする特定の業界を綿密に取材したレポート漫画と、一般的なストーリー漫画を融合させた内容である。主に金銭、予算などの面から、様々な業界の構造や舞台裏を紹介する(From Wikipedia)というもので、今回も様々な商売が扱われています。
3巻の冒頭はカフェ編。占い師やコーディネーターにたかられるエピソードの前後に、もうちょっとカフェ経済の仕組みについてつっこんだことを書いていただきたかったかも。あの「汗くさい銭の匂いがする」って台詞、体重のってます! しびれた!
4巻の骨董の話、興味はあるけれどなかなか覗くことができない世界の話で、すごく面白かった。骨董屋同士が品物を持ち寄って交換会をする場面とか迫力ありました。目利きの世界ってすごいことだわ。逆にいうと目が利かないってことは、どんどんカモになるわけだ。どの世界も同じことか。
5巻と6巻にまたがったエロの値段。「今エロ本を買ってるのは 30代後半以上 40代のおっさんだけだ」「エロ本はインターネットに殺されたんだ」「エロの情報は(ネットに)膨大に溢れているがそれを銭に変えることができねえ」、ここらへんのくだり、見事です。
6巻、葬儀の値段・死者の値段。人が亡くなりそこで初めて出会う葬儀社の人間が、遺族との何気ない会話でどんどん値踏みしていくエピソード、説得力あるなー。一度読んでおくと、将来なにかの役に立つかも。
7巻で完結したと聞いております。書店へ急げ急げ。

喜国雅彦『魔Qケン乙』。昨年夏休刊となったヤングサンデーで最終号まで連載、休刊後は月刊誌コミックイッキへ異動。もう単行本が出たんだーと思ってパラパラめくってみたら、本の4/5がヤングサンデーで連載されていたものでした。途中大きく「ヤングサンデー休刊」と1ページはさまれており、めくった先で「イッキにて連載開始」となる。ものすごく・・・状況楽しんでらっしゃいますよね・・・喜国先生・・・えぇ・・・。
小学館の水が大変お似合いになっている先生だと思いますので、今後ともイッキでご活躍ください。ぜひに! 
装丁は柳谷さんでした。こういう色使い好きですね、彼。

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