着物のはなし


うっす・・・おら・・・ライオン・・・
今日のキモノ
 白にチャコールグレーの細い縞が入った米沢紬
 橋爪さんのモスグリーンの帯
 帯締めは道明さんの萌黄色
夜、キモノ友達と銀座でちょっと歓談。
「単衣の時期の勝負着物がほしい」
「私は、白の大島か綿薩摩が」
「白大島というと実話時代の表紙のような?」
「そんな本どこで見つけるの?」
「えぇ、コンビニで普通に売られているんですのよ、実話時代」
最近、歌舞伎座では紬の着物が減り、やわらかものが増えているんだそうな。なんでも、君野倫子さんの『歌舞伎のかわいい衣裳図鑑』という本で「歌舞伎にはやわらかものを着ていこうよ!」と進められているそうでそれが浸透しているのか、ただの偶然の一致か、このごろは「やわらかもの」+「二重太鼓の袋帯」という装いの方が多いそうです。へぇー。やわらかものの生地そのものが放つ光沢や華やかさは、やっぱり紬にはないからですかね。
彼女は今、宮崎の染色こだまさんの『ちくちくパック』に挑戦中とのこと。このちくちくパック、自分で好きな着尺を選び、さらにちくちくパックも追加すると、その着尺を裁断と印つけしてくれて、三つ衿芯を同梱して送ってくれるというもの。和裁を自分でやってみたい人には最適なプログラム。へぇえぇー、面白いこと思いつきますなぁ、染色こだまさん。確かに着尺を裁つスペースって確保しづらいですもんねぇ、むぅーん、おもしろい! あとは、都心に一日和裁教室とかあって、基本的な和裁のイロハが3時間10000円くらいで勉強できるといいですね。フェルティングニードルで軽い挫折を味わった私には相当敷居の高い挑戦になりそうですが。。。
てなハナシをしちゃったもんですから、今、ネットで「はぁーん白大島」「はぁーん綿薩摩」などと悶絶してる最中です。こまったもんです、イヤ、マジで。あー、そろそろ、絽の衿につけかえなきゃだなー、私の大うそつき。。
今日を三題噺で記憶するとしたら以下のみっつ。
 プーチン・小沢・岩瀬の200セーブ

2 COMMENTS

ようこ

そういえば、「染織こだま」さんでは、綿薩摩もあつかっていらっしゃいますわよ。失敗したらと思うと、とても「ちくちくパック」で自分で縫おうとは思いませんが(^^;)。

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