揺れる / ムダヅモ無き改革2巻


近所のイチゴ農家の人がくれた。
ケーキ屋さん専用イチゴなんだそうで、小粒で甘酸っぱい。
今年の夏は日照時間が少なく、例年より2週間も早くささげ豆を収穫したりと不穏な感じ。あたいの稲もすくすくと育ってはいるけれど、「もうちょっと太陽くれー!」と叫んでいたような。

夏休みなのに、晴れの日が少なくてちびっこたちもかわいそうじゃよ・・

今朝、ぐらっときた瞬間に目が覚めました。床が持ち上がるような揺れで、今までの地震にない突き上げを感じました。その間、猫がしゃーっと、ベッドの下にもぐりこみ、揺れが治まったあとしばらくの間、そこに潜んでいたようです。むーん、野性。
それから1時間くらいの間、耳を後ろにぴんと張り、瞳孔はかっと見開き、少しの物音にもびくっと反応するという緊張モードが続いていました。本能が「怖い」「危ない」と感じたわけですな。お前の中にも野性があるのだね、安心安心。
総選挙の前に★『ムダヅモ無き改革』2巻をどうぞー。
前の1巻では、日本の政治家がパパブッシュらを交えて麻雀外交をするという設定だけで物語が進んでいき、正直後半少々ダレ気味でした。今回2巻では、地球連合軍対第四帝国軍という軸ががっしりと物語にはまり、物語がぐるんと動く動く。
世界の萌え首相・ガスの魔女・ウクライナのユリア・ティモシェンコ夢はハリウッド進出?・灰色の枢機卿・ウラジーミル・プーチンスナイパー御曹司・麻生太郎、偉大なる首領様・メカ正日らも大活躍! ※赤字は作中での二つ名です。
ちょっと黒くて笑えない箇所がないわけじゃないんですが、巻末のおまけ漫画も総選挙前にぴったりの笑いたいけど笑えない内容であぁーと。日本の政治よ、どこへ行く! とか考える前に、この作品でのサルコジたんの似顔絵っぷりに吹き出すがよい! 
1巻に引き続き、狂言回しは杉村タイゾー君なんですけどね、彼が当選したとき、あたしゃ思ったもんですよ。
 比例選挙ってこえー!!!
と。話はちと変わりますが、選挙の話。世襲議員について、地盤を引き継いで立候補するなんてずっこいと思うのですが、投票する側が二代目・三代目を選ばなきゃいいだけです。選ばなきゃ当選もないはずです。タレント議員も出馬すれば必ず当選しますが、知っている名前の人の欄に○をつけるのが選挙だったっけ、と選挙のたびに思うのです。
それにしてもあの元市長、随分な悪相になっちゃったけど、市長時代に何があったのかしら?

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