朝の一枚


にょーん。
【黒崎輝男 ブログ:豊かなはずがそうでない今、の考察】
デザインしてモノを作ることを職業としている人は、いきなり上司から10万個売れるものを兎に角作れと言われる。こうなると豊かさを追求するというより追い込まれてしまっている。
貧しい心情で日々生活している。自由に美しく、いいものを作ろうなどとはかけ離れて、大量販売をしないとやって行けないので少しでも安いものに走り、全ての知恵がそこに向けられる。
こうした八方ふさがりな状態を若者は感じ取って、しがみつくよりも自由に生きようと思う人がいる。僕はここのところを助けたい。しかしスクーリングパッドで自由の空気をいっぱい吹き込み、そして勝手に行けとばかりに放すと、今度は急にしぼんでしまう。
(中略)
だけど、こういうときこそもっと大きい意味でみんなが良くなる道を考えるのがいい。それを自分の身近な所に落とし込んでやってみる。これにも勇気がいる。こんなことをやってみたいと思う。それには又始めから考えてみないと。

ぜひ全文をー。

3 COMMENTS

ようこ

さっそく全文拝読。途方にくれているのは若者だけでなく、働き盛りの私達も同様だな、と。今の「少しでも安く物を作る状況に追い込む」時代を作ったのが自分達の責任。でも、このままではいけないとどこかで思っている。でもどうしたらよいのかわからない・・・。レミングみたい。一人一人が、一度立ち止まって考えてみなくちゃ、と思う今日この頃です。

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スガ

先日、石井スポーツに行ったらすごい人ごみだったんですよ。また、数寄屋橋の東芝ビルに好日山荘が新規店舗をオープンしたという話も聴きました。
有る一定のファン層がいる業界は、多少経済ががたついても大丈夫なのかなーと楽観したりもしました。安いもの売ってないし、売らないし。
でも全部が全部、そうじゃないんですよね。むーん。

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ようこ

着物や山登りがブームというのも、どこかで「安い」という方に流されていくトレンドへの反動なのかもしれないですね。
(山登りで安いというだけのものが売られていたら、こわい・・・。命に関わるんだし)

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