蟹を買ふ浮世離れの日本橋

口蹄疫の問題が大変なことになっているのに、東京にいるわたしらにはなにができるんじゃろうか・・・。
2010/5/11衆院農林水産委・江藤拓(自由民主党・無所属の会)口蹄疫vol1
江藤：ある農家は一番上等な餌を食べさせて身体を拭いてそして殺処分にさせていくんですよ！わかりますか？大臣！あなたを辞めさせたからと言って畜産農家が救われるわけじゃない。あなたの責任を今は追求しない。民主党の皆さんわかってください！現場の苦しみを！！！
泣いたよ・・・
赤松っておっちゃんさー、先月中頃、天候不順と寒い春で野菜が値上がりし、その傍ら、ハウス栽培でも野菜が立ち枯れてしまうような状況に農家のみなさんが恐ろしい思いで頭を抱えている頃、「農家のみなさんには、前倒しで出荷していただいて」って発言してたんよねー。着物の仕立てや機械の納品じゃないんだから、アホかと。自然相手のことがまったくわかんない人がなんで農林水産大臣やってんのかと。そんで動画には映ってないけど、ほんとにニヤニヤしてたんだろうねー。最高責任者なのにね。
「かわなみ・かわなみと先程からおっしゃっていますが、かわみなみです。せめて地名くらい間違えずにお願いいたします」
ほんと、失礼な話だよな・・・・
真剣に考えてないってよく伝わってきてます。
そんなニュースが流れているというのに、今日、帰りがけに日本橋三越で浮世離れな気持ちになってきた。四階呉服売り場には夏物の着物がずらりと並んでおり、越後上布と宮古上布が大競演中！　３９９万という値札がついたものがずらりずらりと。口をあけて見ていると、男性の店員さんがガラスケースの中から越後上布の蚊絣を出してくれて、こっちは６８０万。ふぅ。「奥様、他の方には見せられませんが、今回だけ特別に☆　こちら大変お安くなっておりますよ」と出してくれた別の上布は１８０万。うーん、クラクラ。三越のクレジットカードを持っていると、前年度の買い物っぷりによっては最大一割引で買えるそーですが、えっ、７００万近い着物が一割引って、その割引で東郷さんの着物が買えるじゃん！！　ひえええ。くらりくらり。しかし、さすがに呉服の三越、品揃えの豊富さといったら一体なにごとかと。あと、東郷織物さん、ちょっと前までは定価６８万だったのに、８１万に値上がりしてた。わーん。
その後、少し大きめの片手鍋の欲しいなと思いキッチン用品売り場へ。なんかもう売り物のすべてがきらきらしていて、値段も高くって、私が買うべきようなものはなにも売ってない。あぁ、なんだこの浮世離れ感は・・・。
そんな三越で蟹のお寿司を買ってかえってきました。これから黙って食べます。あ、三越の売り場で「これは・・・」とちょっとヨダレがでたのはこちら。

ダイソン扇風機　AM01-30WS エアマルチプライアー 30cm、意外とコンパクトで風力が強くておのろいた！　あの輪っかの中を、ウカ様がジャンプする動画を撮るためだけに買ってもいいかも・・・どうかちら！　どうかちらね！
今日の着物、綿薩摩と辛子色の帯。