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オンデマンドのレンタルで。R-18。
わーすごい、もうここまですごいと笑っちゃう、でんでん演じる「村田」の狂気というかまともさというか美学がわからんでもない。いやぁすごい、この作品を天気のよい週末、恋人同士で腕を組みながら、銀座の映画館に脚を運んで見た人とかもいるのかと思うと、なんかすごい。エンドロールの美術カテゴリに「特殊効果 残酷表現」という役があるのを見つけ、ほほぅ、世の中にはいろいろな仕事があるものだ、と感心いたしました。
埼玉愛犬家殺人事件と園子温監督自身が巻き込まれた詐欺事件を元に描かれた作品。埼玉愛犬家殺人事件は平成5年の事件、この頃、ほとんどテレビを見てなかったので、こういう事件のニュースが頭からすぽっと抜けてる。よく覚えてない。いやぁすんごい、画面赤かったわー。
あーこれも見たい映画なんだよね。
あの事件はかなり強烈だったよ、真相があまりニュースでも言えないくらいだったらしいし。。
そうらしいよね、あの事件、実録ものを読むのもおぞましいというではないですか。。。
映画の美術さんってすごいなーと素直に感動しました。ああいう「監督のドンズバ」をリアルなものにする表現力・実行力ってほんとうにすごいと思う。
でんでんみたいな人って、でも、いるんだよなーとか思いながら。吹越満がぐっとくるです。