えーあー、ええーまさかーこういうタイプの映画だったのー!
アフリカ系アメリカ人のクリスは、週末を白人の恋人ローズの実家で過ごすことになる。ローズは両親に彼氏が黒人だと伝えてないと言い、クリスは不安を拭えぬまま郊外の屋敷へ向かう… 米国社会に根強く残る人種問題を背景に、コメディアンのジョーダン・ピールが初監督を務めた異色のサスペンス・スリラー!
米国社会に根強く残る人種問題を背景にした映画だと思っていたのにー! これではこれではまるで・・・! 以下にネタバレがありますので、これから見る方はお引取りを。うちのかわいい猫ちゃんがお見送りします。
寝・て・る!
人種問題に踏み込んだ社会派クライム・サスペンスかと思ったら!!!
ゴールデンカムイ第6巻札幌世界ホテル編ではありませんか! ふふ。
途中でそれに気がついてからはニヤニヤしているうちに映画は終了。さっきまでは可愛くってチャーミングな「俺には勿体ない白人の金持ちの娘」だった恋人が、主人公がそれに気がついてから目の光がらんらんとした皺一つない白シャツの変態に鮮やかに切り替わるあたりとか、最高でした。白人の黒人に対するコンプレックスをうまく利用した作品でした。グロくならないようギリギリの表現をしているあたりなど含めて、最高でした。でもちょっと血の量少なくないので、苦手でなければぜひー。