八海山登って降りてくたびれて


今日の日帰り登山は新潟県南魚沼市の八海山。新幹線越後湯沢駅で上越線に乗り換えて六日町駅下車、路線バスで八海山ロープウェイ乗り場まで30分弱、ロープウェイは西武鉄道グループの車両で、窓が開いており涼しい風が入ってきて大変気持ちよい。密閉してないロープウェイっておおらかで良いと思うわ☆ ロープウェイは約7分で、700mの標高を一気に登ります。そこから八海山山頂を目指す・・・・わけですが、八海山までの道が土砂崩れしているとのことで、とりあえずその入口となる薬師岳・千本檜小屋を今日の目標に。キツイ登り坂が続く。どういうタイプのきつさかというと、「これ、降りるとき怖いなー」というタイプのきつさ。実際、すべりやすいので下りは要注意。

山を登っている間は、尾根の途中で何度か魚沼の田んぼを見下ろすことができる。あぁ、あそこで魚沼産コシヒカリが・・・じゅるる・・・・。山間を広めに縫っていくこの平野を、河井継之助どんも歩いていったものじゃろうか、と眺める。
ロープウェイ→女人堂(トイレアリ)→薬師岳→千本檜小屋(ここで昼食)→ロープウェイへ来た道をもどる。ロープウェイを起点に往復4時間、ちょっとキツめのコースだけど、人があまり多くなく、親子三代の家族連れや小学生高学年の登山チーム、もちろん同世代もそれよりもっと上の世代も、なんだかみんな別け隔てなく、和気藹々とのんびりと助けあっていくような山で、楽しかったよ。空気が澄んでいれば日本海と佐渡島が見えること『も』あるという八海山ロープウェイ、紅葉の時期にはみなさまもぜひー☆

赤く色づいた葉の奥が女人堂。
八海山は信仰の山ですが、途中でさわやかに軽々と登ってくる修験者さんと出会ったときは、実在するんだ、と改めておのろいた。ほら貝を背負っていたけど、夜中に吹いたりするのかしら! その瞬間、諸星大二郎の魔障ヶ岳をちょっと思い出したりしちゃったけど☆ 
帰りに越後湯沢の駅で、桃と幸水とだだちゃ豆を買ってきた。帰ってきて、それにシャンパンあわせて、自分居酒屋。んもー越後湯沢ったら何買ってもうまいんだからぁっ! 桃がうまいのよ、桃が・・・。

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