夏の露鞄病の治らずに


「かあちゃん、元気ないし、これから実家に帰る用事が増えるやもしれんのぅ・・・」ということになったワタクシ、PC・PCの電源ケーブル・ハードディスク・着替えなどが入って、ファスナーでぐるりと閉じれる、軽くて(超重要)、長野から帰ってきてその足で仕事先にも伺えるような、汚れても濡れても平気な便利なお鞄はなかろうかと思い悩んでおりました。
ところで私の机の上には、「いつか買ってやる手帖」というものが常備されており、それはなにかと申しますと、雑誌などで気になったものを切り貼り切り貼りしている私のささやかなる野望手帖。それをぱらりとめくっていたら、↑ 上のバッグがぺたりと貼られておりました。確か4月頃に貼ったはず、私の先見のホニャララっぷりに自分で自分を褒めてあげたい気分になりながら、「これだぁー!」と叫びながら、ポチリと購入。
軽い鞄ってありがたいなぁと思うのですよ・・・。
そしてほんとうに、毎週毎週、鞄のことばかり考えているなぁと思うのですよ・・・・。
「ファスナーでぐるりと閉じれる」が今年の私のキーワード。車に乗ったとき、後部座席にどさっと投げても中身がずさっとならないのが、今の時代に必要だと思うのよっ! 車っつっても、バスとタクシーと高速道路のバス停までいそいそと迎えに来てくれる父ちゃんの車にしか乗る機会ないんだけど。
中身が飛び出さないバッグの先駆といえば、エルメスのボリード ↓ 。1923年、車社会の到来にあわせて発売されたバッグで、エルメスが最初にファスナーを採用したバッグでもあります。こういうのね。ファスナーで閉めることができるので、これなら後部座席にどさっと投げても、中身がずさっとならないでしょ?

おっちゃんらはピンとこないやもしれんが、いま、人気の色はこれ ↑ じゃからね。
「ボリードのゴールド ↓ 持ってる女にブサイクさんはいない」とウカちゃまが申しておりますが、ほんっとーにこの色持ってる女性で、ぶちゃいくな方って見たこと無いです。あれはなんなんでしょうな。

それでその「ファスナーでぐるり」なエルメスたんのバッグはもうひとつありまして「プリュム」 ↓ というもの。フランス語で「羽根」という意味で、たいそう軽いそうな。こちらは1967年登場、ピエール瀧と同級生、ゴルゴ13初回掲載は1968年だからゴルゴの1年先輩ね☆ 1984年登場のおバーキンの重量が1500gとか1200gなのに対して、こちらは800g前後の軽さだそうです。まぁっ! エルメスたんのくせに軽いお鞄!
※ちなみに上のゲラなんとか~にのバッグは520gです。

こちらも全身、ファスナーでぐるりちゃん。

A.D.M.J  ↑ なんかでも昨年あたりからこの「ファスナーぐるりちゃん」バッグ出してますよね。ファスナーで締められるって安全でよいと思うのです。たまに地下鉄の階段などで、バッグのなかがごろりと見えているお嬢さんを見かけると、「場所が場所ならそのばかでっかい長財布、盗まれちゃうよ?」と心配になるのです。その点、ファスナーちゃんは安心! 
そしてですな、これらのバッグに似た形のものがプラダの新作で出ております。ちょっこし遊び心のある(というか遊び心でなかったら、なんだというんだ、このやろう、といいたくなるよな)くしゃっとした加工が施されたくバッグで、長方形でファスナーぐるりちゃん。
なに、今年、ファスナーぐるり元年なの? すっきりボストン元年なの!?
もし彼女や奥様が「あたい、新作バッグがほしいわー」とおねだりーぬしてきたら、ファスナーぐるりちゃんをプレゼントするがよい! なんとなくそう断言するっ! A.D.M.J のがかわいくておしゃれだよ、色柄いろいろあるし、チャームやデザインが愉快なものが多め、なにしろ「うむ、愛する女性相手なら、プレゼントにできなくもない」な価格帯。松屋銀座とかで出会えるよー。
http://www.admj.co.jp/

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