世界の映画からテンテンテケテン/「眠れる美女」

愛の勝利を  ムッソリーニを愛した女 [DVD]

マルコ・ベロッキオ監督のイタリア映画(※上は監督の2009年作品)。

解説はギンレイホールのサイトから。
妻の延命装置を停止させた経験をもつ国会議員の男とその娘。自殺願望のある女と彼女を救おうとする医師。植物状態の娘の看病のため女優としてのキャリアを捨てた母と息子… イタリアで起きた実際の事件をヒントに尊厳死を巡る3編の物語が同時進行する、生と死を見つめる重厚なドラマ!

映画見てる途中に「!!!!」と1件仕事を思い出し中座して先方に電話し戻ってみたら、そのあたりで物語が動いてたらしく、しくった。しくりました! 本作品は2012年東京国際映画祭でも上映されたそうで、昨秋にはイメージフォーラムで上映してたみたいですね。

先日のメキシコ映画「父の秘密」のティーンエイジャーの主人公もそうでしたが、今回の映画でも二十代の主人公の女の子(ちょっとみなじに似てるアルバ・ロルヴァケルという女優さん、『ミラノ、愛に生きる』にも出てましたね)が使っているのはiPhoneです、おとうさんたちは通話主体の携帯電話。昨今の映画では、作品中何度もiPhoneの着信音「テンテンテケテン」が鳴るのです、洋の東西を問わず。このサウンド作った人はAppleに納品したとき、どのくらいギャランティーもらったのかちら。映画界からも著作権料が出たりするのかちら?

イタリアの議会にはあんなサウナみたいなのがあるの? そうなの? それがとても気になったわ! 

今回のギンレイホールの上映作品「父と秘密」と「眠れる美女」のニ作品に共通しているのは「父と娘、そしていなくなった母」というテーマだったのね。前回の「アカデミー主演男優賞はマシュー・マコノヒーで決まりですぜ、ゲッシッシ」というテーマもよござんしたが、なるほど。次の回はどんなテーマでしょうか? 楽しみですなー。

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