寝しなにちょっと読んではガクンと寝付き、そんなのを一ヶ月くらい繰り返してようやく読み終えた。宋の時代の宦官の話で一気呵成に読みたたんだ。面白かった! そっかーアメリカ大陸を発見したのが中国だったらどんな歴史だったんじゃろうかー、などと大きな視点からも読むことができる内容でした。
ふるまいよしこさんのマレーシア航空不明事故を追った「海に落ちた針」のコラムを読み終え、画面右側の人気ランキングに目をやったら「想像を絶していた!中国鉄鋼の過剰生産」という記事があり、このご本の内容も、つまりは、そういうことです。そうやって「経済成長」してきましたーというお話です。それにくわえて、都市住民と農民の貧富と権利の差の話など。うーん、この時代の中国に生まれるっていうのも苛烈な話だなー。