リドリーたんもこんなのを/映画「プロヴァンスの贈りもの」


映画を見る前から結末がわかるような映画だけど、アグリカルチャー映画が好きなので見てみた。やっぱり映画を見る前にわかっていた結末通りの映画だった。


アグリカルチャー映画とは!!!


ニューヨークやロンドンなどの大都市で働く主人公が、自分の意思でなく南仏やイタリアに足を運ぶはめになり、なんらかのアクシデントが起こり、現地に長期滞在する羽目になる。最悪な出会いをした現地の人となんやかんややってるうちに恋に落ち、しかし本国でトラブル発生、一度は自分が暮らしている街へ戻るものの、彼の地が忘れられず、最後は「えへっ、きちゃった☆」で終わるハートウォーミングストーリー・・・ていうか、最初から結末がわかってる、わかってるんだけど、ロケ国観光庁肝いりの映像にちょいと魅せられて私なんかがうっかり見てしまう映画のことです。


2008年監督リドリー・スコット、主演ラッセル・クロウ、家呑み3桁ワインを脇におき、えへへと軽度のワイン薀蓄たれながら見るのによく似合います。


これを見終わったあと、「なんかほかにも映画がみたい!!」とジタラバタラとしたところ、テレビのリモコンの「アクトビラ」という文字に目が留まる。これはっ、たしかっ、オンデマンドで映画やなんやかやが見られる素敵ボタンではなかったかしら、とクリックし、暗記してる12桁のクレジットカード番号とセキュリティコードをたららと入力、三段階ほどの操作を経て、映画「アイアンマン」を視聴開始。72時間525円。まぁ妥当な金額。トゥルー・グリッドのかっこいいおとっつぁんがこの作品では敵役、しかし、本人と気がつくまでだいぶ時間がかかりました。その後もテレビっ子熱はさめやらず、BS プレミアムでオペラ座のバレエ公演とかみたり。ラベルのボレロってあんなバレエなんだー、初めて見たけれど面白かった。朝起きてもあのダンスの残像が脳裏にちらりほらりと。


アクトビラがね、ワーナーの映画を一ヶ月980円で50本見放題ってサービスやっててね、えっ、どうしよ・・・・超気になる・・・・見はぐったメジャー映画が割りと多くって。今月放映中のもので気になるものをあげてくと・・・
・硫黄島からの手紙
・グッドフェローズ(前に見たけどもう一回!)
・シリアナ(見てないんだな、これが)
・決別の街
・ゲットスマート
・ゾディアック(前見たことあるようなきがするけどもう一度)
・父親たちの星条旗
・トゥルー・クライム
・バットマン ビギンズ
・ペリカン文書
・マイ・プライベート・アイダホ
・メンフィス・ベル
・理由
ぎゃー、これで月額980円ですって? すんげーモトが採れる!そこにしびれる憧れるぅ!
でもね、オンデマンドで見放題って体制ができあがっちゃうと、引きこもりになっちゃうんだよなぁ。また、現在、この体制を強化するためにソファを新調したくなってます。馬鹿でかいオットマンみたいなのがほしくなってて困る、こんなのとか。

映画のなにが素晴らしいって、人生は、人が生きるということは、多様性に満ちているって自覚できることだと思うわー。うん、でも、原題「A Good Year (ワインの当たり年の意)」を「プロヴァンスの贈りもの」としちゃうゆるふわ邦題は、実は、ちょっとなじめないんだけどねー。

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