夏映画原作桜坂洋/映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

「原作日本人、トム・クルーズ主演」というキャッチコピーの映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を見てきました。

ことのきっかけは、新宿三丁目駅から新宿駅までのあの長い地下通路で、「ヒカルの碁」や「DEATH NOTE」の小畑健氏による「オール・ユー・ニード・イズ・キル」第一話お試し版ブックレットを手にとってしまったから。その第一話お試しブックレットが大変よく出来ていて、続いてKindle版でコミック本編を購入。

おぉ、なるほどなるほど、これを映画化するのですね、トム・クルーズで。えっ、トム・クルーズで? 主役は18歳になるかならないかの少年兵のようなのですけれども、トム・クルーズは御年52歳でしたよね、そうでしたよね?、と思っていたところ、日経トレンディネットにこんな記事が掲載されました。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』はクールジャパンの新たなモデルケースとなるか?

もともとこの作品、桜坂洋さんという作家さんが2004年に発表したライトノベルが原作。いまは映画公開にあわせた表紙になってますね。

先の日経トレンディネットの記事には、小学館と集英社が共同出資した版権管理会社ビズメディアがこの作品を大事にうまく育て、ハリウッド映画として(それもブロックバスター映画として!)世に送り出した経緯が書かれているのです。おぉ、平成のプロジェクトXはなんて知的でスマートな展開をしているのでしょう!

といった情報がどかどかと私の中に流れ込んできましたので週末見てきましたの。いやぁ夏休みにぴったりの映画です、昨年のいまごろ、パシフィック・リムを見て「うっわー、夏休み映画ー!」と思ったものですが、それくらいすてき! お金もかかってるし、テンポは良いし、カットはいかしてるし、世界的超大物俳優トム・クルーズが何度も何度もな・ん・ど・も美人戦士に殺されるし(そして生き返るし)、ロケ地もなかなか素敵だし(今回はロンドンとパリ、ノルマンディー(あたり)が大きな舞台)、怪獣も出てくるし、泥臭いキャラクターも出てるし、里見八犬伝みたいな捨て身の攻撃シーンなどもあったりして、あらあらなんて盛りだくさんなのかしら! 

映画は見なくても、上の日経トレンディネットの記事だけでもぜひ!
こういうやり方で日本の次の方向を探してる人たちがいるんだなーって感じるだけでも!

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